第三話・部長

女子高生レイプ小説
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学校であったエッチな羞恥体験談
 加奈にとって、麗奈はとてつもなく大きな存在だった。
 何でも出来て、何でも持っていて、何でも与えてくれる、底の知れない上級生。客観的に言うならそんな感じだ。彼女に不可能なことはないのだと、加奈は半ば本気で思い込んでいた。
 だから、ディスプレイに映し出されている画像を目にしても、現実のことだとはどうしても思えなかった。
「あ、あのお姉様が、こんな扱いを甘受するはずが……こんな、こんなことって……」
 加奈はパソコンに目を奪われながら、自分に言い聞かせるようにして呟いた。
 画面の中の麗奈は、全裸の身体を縄で雁字搦めにされ、まんぐり返しの格好を強制されていた。ここまで徹底的に拘束するには、完全に麗奈を無力化してからではないと無理だろう。
「い、一体どうやってこんな……」
 たとえ闇に紛れて背後から襲い掛かったとしても、合気道を極めている麗奈を捕らえることなんて、普通なら出来はしない。男数人程度ならば一瞬で返り討ちにされてしまう。
「うぅ……」
 加奈は震える手でマウスを握り直した。
 差出人不明のメールには、画像だけでなく、動画のアドレスまでもが載っていた。ご丁寧に『動画はここ』などとアドレスの上に書かれている。
 加奈は画像をいったん閉じて、メールに書かれている動画のアドレスにカーソルを合わせた。クリックひとつでそのページに飛べるところまできて、加奈の手がピタリと止まる。
「ど、どうしよう、どうすれば……」
 見てから後悔するのではと、少しだけ迷いが生じた。学校で麗奈が言っていたことを思い出したのだ。
 確か、メールに書かれていたアドレスには、本当に被害者が殺されている動画があったとかなんとか……。
 加奈は恐ろしさのあまり、メールを削除してしまいたくなったが、なんとかそれは思い留まった。
 もしも動画に、麗奈の居場所に繋がる手掛かりがあったらと思うと、本当に削除することは出来なかった。麗奈を救えるかも知れない手をみすみす逃すわけにはいかない。まだ麗奈が殺されているとは限らないのだ。
 それを確認するためにも、動画を見なくてはならなかった。
 加奈は口内に溜まっていた唾液を飲み込んで、動画のアドレスをクリックした。
 動画ツールが開き、荒い映像がディスプレイに映った。
 場所は……よくある普通の部屋といった感じだろうか。フローリングの床に、本棚や机が置かれている。
 全裸で身体を折り畳まれ、股間を天井に突き出している格好のまま、縄でギチギチに縛られている女の子の姿が見える。
 画質があまりに悪くて、顔の判別すら付きにくい状態だが、さっきの画像と同じような光景だった。
 やはりディスプレイに映っている女の子は麗奈なのだろうかと、加奈は不安な気持ちで一杯になった。
 長い髪が扇子状となって床に広がっているのを見ると、一層不安になってくる。麗奈の髪も、確か同じくらいの長さだったはずだ。
 先ほどの画像は合成なのではと薄々疑っていたのだが、動画まで麗奈が映っているとなると、さすがにその考えは捨てざるを得ない。
 画像だけならともかく、動画まで自然に合成するなんて、あまり現実的ではないだろう。
 この女の人が麗奈ではない別人でありますように……。
 加奈はそう祈りながら画面を見つめた。
 もちろん、縛られている人が新しい被害者だとも思いたくはない。出来れば、すでに殺されていることが確定している優子という上級生であって欲しかったが、そう思うのも、それはそれで不謹慎な気がした。
 加奈は自分が何を望んでいるのかもよく分からないまま、画面を凝視し続けた。
 画面の中の女の子は意識を失っているようで、しばらく映像にさしたる変化はなかった。
「…………」
 ひょっとして停止状態になっているのでは……。
 そう思い始めた頃、パソコンからノイズ混じりの音声が聞こえてきた。
『んっ、んん……』
 イヤホンから流れてきた呻き声を聞いて、加奈は画面に映っているのは麗奈だと確信した。
 凛として透き通るように綺麗だった麗奈の声が、今は雑音に紛れてその魅力を半減させているが、別人の声と聞き間違えるほどではない。
『な……なに、これ……』
 目覚めたばかりの麗奈は、さすがにすぐには状況を把握できず、戸惑いの声を上げていた。
 やはり、気を失っている間に縛り付けられたらしい。
『う、うくっ……!』
 ミシミシと縄の軋む音が鳴る。
 麗奈が身体を動かそうとしているのだろう。
 その表情からは、普段の余裕綽々な様子は全く見受けられなかった。それどころか、今にも泣き出しそうなほどに頬が引きつっている。
 加奈はそれを見て、心臓が跳ね上がりそうくらいの衝撃を受けた。
 心のどこかで、麗奈があっさりと拘束を解いてしまうシーンを期待していたのだ。
 悪いけど縄抜けは得意なのよね、なんて、格好を付けているのか何気なく言ったのか分からないようなセリフを吐きながら、いとも簡単に犯人を捕まえてみせるのではないかと、加奈は密かに期待していた。
 しかし、現実はどうだ。
 麗奈はこの危機的状況において、明らかに気後れしている。それは普通の女子高生ならば当たり前のことだが、麗奈はそうではないだろうと、加奈は勝手に思い込んでいた。
 その幻想が脆くも崩れ去ったせいで、後頭部を鈍器で殴られたかのような衝撃を受けたのだった。
『こ、こんな……まさか、こんなことって……』
 ディスプレイに映っている麗奈は、加奈以上に取り乱していた。
 どう見ても力尽くでは解けそうもないのに、いつまでも未練たらしく身体を揺り動かしている。
「あぁ、お姉様……」
 このまま本当に殺されるかも知れない、と加奈はようやく事態の深刻さを本当の意味で悟った。今までただ戸惑っていただけで、あまり深くは考えなかったが、殺されるというのは取り返しの付かないことなのだ。死んだら全てが終わってしまう。
 よくよく考えてみれば、麗奈が今でも生存している可能性なんて、どれほどあるというのか……。
 さっきまでの楽観的だった加奈の思考は、一転して絶望感に染まっていった。
「ううぅ、うっ……」
 気が付いたら加奈の目から涙が溢れていた。温かい感触が頬を伝って、顎にまで流れていく。
 目の前の画面が霞み、加奈は手の甲で瞳を擦った。
『だ、誰……? そこにいるんでしょう……?』
 麗奈は必死に首を曲げて、自分の股間の向こうを覗き込もうとしていた。
『ひっ……!』
 人影が画面内に入り、鉄パイプが麗奈の股間に宛われると、パソコンから掠れた声が漏れ聞こえてきた。
 相手は男のような雰囲気を漂わせているが、顔は映っていないので、確信は持てなかった。
「お、お姉様っ……!」
 加奈は思わず画面に向かって呼びかけていた。
 犯人なんて、どうでもいい。今は犯人のことより、麗奈の身に迫っている危険の方が遙かに重大だ。
 しかし、加奈の呼び掛けに麗奈が反応することは断じてない。言葉が届かないどころか、今見ているこの映像は、ただの録画でしかないのだ。
 加奈は無力感に打ちひしがれることしか出来なかった。
『や、やめてぇっ……こ、殺さないでっ……!」
 鉄パイプが肛門へ垂直に添えられると、麗奈は肩を震わせて悲鳴を上げた。彼女の顔から一気に涙が零れ出す。
「あ、ああぁ……あああ……」
 さっき見た画像の通りに、これからあの鉄パイプが、麗奈の肛門にねじ込まれていくのだろう。
 麗奈もそれを充分過ぎるくらいに分かっていることは想像に難くない。その程度のことは考えるまでもないことだ。麗奈の頭の中は、先に犠牲となった優子の末路でいっぱいになっているに違いない。
 縄でガチガチに縛られて、それを受け入れるしかないという事実を突き付けられる恐怖なんて、加奈には推し量りようもないことだった。
 自分がこれから辿ることになるであろう運命をあらかじめ知っているのは、麗奈にとっては不運だったとしか言い様がない。
「あ、あんなのを、お尻の穴に……」
 加奈はディスプレイを見ながら顔を顰めた。
 錆びて赤黒く変色している鉄パイプは、表面がざらついているだけでなく、ところどころ錆びが尖っているようだった。あんなものを尻穴に押し込まれたら、腸壁をえぐり取られるような激痛がするだろう。そしてそれは、おそらく麗奈が絶命するまで奥へ奥へとねじり込まれていくのだ。
 考えただけで恐ろしくなり、加奈の唇がワナワナと小刻みに痙攣した。
『お、お願いっ、命だけは助けてっ……誰にも、誰にも言わないから……こ、殺さないでっ!』
 プライドを捨てて必死にそう言う麗奈の姿に、加奈は悲痛な思いが込み上げてくるのを感じた。
 いつも自信に満ち溢れ、誰に対しても臆することのなかった麗奈が、まんぐり返しの格好で泣きながら命乞いをしている……。
 しかも、素っ裸で縄を掛けられているという、屈辱的な姿で……。
 あまりにも惨めで情けない光景だった。麗奈の自尊心はボロボロになっていることだろう。
 犯人は彼女の哀願に全く耳を貸す気がないのか、何の言葉も発することがなかった。
『ひいいぃっ、ああっ、い、痛いっ、痛いっ!』
 鉄パイプが肛門に沈められていくと、パソコンのスピーカーから、必死に痛みを訴える麗奈の声が響いてきた。
 麗奈が甲高い声を発しているせいか、時折り、ジジジジと耳障りなノイズが走る。
 犯人は何の反応も示すことなく、黙々と鉄パイプを押し込んでいた。
『い、いやあぁっ、死にたくないっ……死にたくないのぉっ、あああぁっ、痛いぃっ……!』
 尻穴からトロトロと血が流れ出しても、犯人の手が止まることはない。ほぐされているわけでもないのに無理やり突っ込まれているせいで、肛門の盛り上がりが鉄パイプに引き摺られて直腸内に埋れていく。
 さらには、鉄パイプにこびり付いている錆びが腸腔に引っ掛かって、腸壁が容赦なく傷付けられていき、麗奈は耐え難い苦痛にもがき苦しんでいた。
『痛いぃっ、痛いってばぁっ……ぐぎぎっ、ぎいいぃいっ……!』
 麗奈の唇から泡立った唾液が次々に零れ落ちてくる。
 鉄パイプが着実に肛門の中へ埋まっていくうちに、その痛みも尋常なものではなくなってきたようだった。
 麗奈は狂ってしまったかのように激しく身体を揺すり、ミシミシと縄の軋む音を立て続けながら、部屋中に響き渡るほどの大声で泣き叫んだ。
『うああぁっ、ぐああぁああっ! 助けてっ! 誰か助けてええぇっ! 痛い、痛いぃっ! いだいいぃいいっ!』
 死を目前にした麗奈の絶叫に、加奈は思わず息を呑んだ。
 画面の中の切迫した状況を見ていると、このシーンがどこかでリアルタイムに起きているような気がしてくる。
 もしも本当にこれが実況中継だったならば、麗奈が助かるようにと必死に手を合わせて祈っていただろう。
 だが実際には、これはただの録画映像なのだ。動画の前に見た画像がそれを証明している。すでに鉄パイプで深々と貫かれていたあの画像は、いま見ている動画よりもさらに先の光景を撮ったものなのだ。
 あの画像から考えれば、麗奈の尻穴に突っ込まれている鉄パイプは、少なくとも今よりさらに倍以上は押し込まれることになる。
 今の時点でも死にそうなくらいに痛がっているというのに、そこまでされて果たして生きていられるものなのだろうか……。
「お、お姉さま……っ!」
 加奈はパニックに陥りたい欲求を必死に抑え込んだ。辛い現実から目を背け、混乱の渦の中に逃げ込みたくて仕方なかったが、なんとか堪え切る。
 麗奈が生き延びるにしろ、このまま殺されるにしろ、もうその結果は出ているだろう。
「うぅ…………」
 心のどこかでは、すでに覚悟を決めていた。ここから助かる可能性はゼロではないが、その確率がどれほどのものかなんて、少し考えれば分かることだった。
『ぎひいいいぃっ、ぐ、ごおおおぉっ……んおおおぉおおっ!』
 パソコンからは、喉の奥から搾り出されているような悲鳴が流され続けていた。
 聞くに堪えない悲痛な叫びが断続的に加奈の耳を襲う。
『いやああぁっ! 死にたくないっ、じにだくないっ……! だずげでっ! ああああぁっ、もうやめてぇっ! 痛い痛い痛いいいいぃいいっ! 死ぬっ、本当に死んじゃうううぅっ……!』
 腸奥の掘削を続けられているうちに、麗奈の下半身がビクビクと痙攣し始めた。
 極めてゆっくりとだが、一定のペースを保って肛門に沈められていた鉄パイプが、ここにきて初めて動きを止める。
 腸管のくねりに行き当たったに違いない。おそらく、再び鉄パイプが動き始めてさらに奥へと突き込まれた時、麗奈は致命傷を負うことになるのだろう。
『あ、あぐ、ぐうぅ……』
 腸内の奥深くにまで侵入されて、悲鳴を上げる力も入らなくなったのか、麗奈は小さく呻きながら口をパクパクと開閉させていた。
 その表情は激しく歪んでおり、脂汗でびっしょりしている顔が涙と鼻水でグチャグチャになっている。
 学園には麗奈のファンが多数いるが、この様を見ても幻滅せずにいられる者はどれほどいるだろうか。
 今の彼女は、長い髪を靡かせながら颯爽と校内を歩いていた姿とは、完全にかけ離れていた。死に際がこれではあまりにも救われない。
 しかも、前回の犠牲者である優子のことを考えると、今の姿はクラスメートに公開されてしまう可能性が高い。そうなったら、まず間違いなく、この動画はあっという間に学校中へと広まるだろう。
 屈辱的な格好で縛られて、尻穴を抉られ、無様に命乞いをして、そのまま殺されてしまう姿を、死後に全校生徒へ晒される……。
 考えただけでもゾッとする話だった。
 しかし、それだけで済めばまだいいが、この動画が生徒の間だけに留まる可能性は低いように思える。もっと不特定多数の目に晒され、最悪の場合、麗奈の醜態が見も知らぬ男の性処理に利用されたりすることだってあるだろう。
 画面の中の麗奈は、その辺りまですでに気が付いているのだろうか……?
 生きるか死ぬかの瀬戸際にいる訳だから、普通ならそんなことを考えている余裕はないだろうが、彼女ならば、たとえどれだけ取り乱していようと、頭の片隅でそのことを想像していてもおかしくはない。
 死の恐怖と激痛に我を忘れて泣き叫んでいたとしても、麗奈は麗奈なのだ。恥も外聞も捨てて命乞いをしている一方で、頭を働かせて自分の末路を悟っていても、何ら不思議ではなかった。
 そうであって欲しくはない、と加奈は心の中で思った。
 死んだ後に晒されるだなんて、麗奈が死の直前にそんなことに気付くくらいならば、知らないままでいた方が良いに決まっている。
 加奈は祈るような気持ちで泣きながらディスプレイを見つめた。
『ふぁ、ああぁ……うあ、あぐぅ、んぐううぅっ!』
 しばらく弱々しく呻いていた麗奈が、また大きくビクンと下半身を震えさせた。
 それと同時に、静止していた鉄パイプが埋没を再開する。
『あが、がはっ、がああぁああっ!』
 低い声で叫ぶ麗奈の股間から、黄色い液体が飛び出してきた。
 麗奈の小便は、放物線を描いて彼女自身の腹に掛かり、さらに勢いを増して胸に届き、ついには顔にまで達する。
『うぎいぃっ、ご、ごおおおぉおっ!』
 麗奈は小便が顔に掛かっていることすら気にならないようで、ひらすらに喉を磨り潰しているような悲鳴を上げていた。
 いつの間にか表情が抜け落ちており、白目を剥きかけてさえいる。
 もうすでに意識はなく、勝手に身体が叫び声を上げさせているのかも知れなかった。
「…………っ!」
 加奈はこれ以上見ていられなくなり、震える手でマウスを操作し、そこで動画を止めた。
 もはや、この先どうなるかは、確認するだけ無駄というものだろう。
 そのまま数分ほど、静止した画面を見つめていると、不意にやるべきことがあるのに気が付いた。
 ゆっくりと椅子から立ち上がり、通学鞄を開けて携帯電話を取り出す。学校で麗奈に借りたこの携帯が、どうやら形見となってしまったようだった。
「…………」
 無表情のままボタンを押し、携帯電話を耳に当てる。
 加奈は冷静に対処している自分がよく分からなかった。頭が真っ白になっていて、上手く思考できないのに、なぜかこうして身体だけは自然に動く。
 まるで自分の身体が自動操縦されているかのようだった。加奈自身の意識は、それを間近で見ているという、そんな奇妙な錯覚さえする。現実逃避の一種かも知れないな、と自嘲気味に思った。
 何度か呼び出し音が鳴った後、電話が警察に繋がる。
 それからなにを喋ったのか、加奈はよく覚えていなかった。とりあえず、無難に説明を終えたことだけは、なんとなく記憶に残っている。
 ボーッとしていて、気が付いたら夜になっていた。その間に直接警官と話をしたのは覚えているが、話の内容はほとんど忘れていた。
 ただ、ひとつだけ覚えていることがある。動画の最後がどうなっているのかを警官に尋ねた時のことだ。返答は加奈の予想通りだった。
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