第一話・出会い系サイト

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学校であったエッチな羞恥体験談
 自分が援助交際をするなんて、ちょっと前までは想像したこともなかった。
 高校二年生になる現在まで、私はそれなりの進学校の生徒として、そこそこの成績を維持しながら真面目に通っていた。だから、本当にこれはちょっとした好奇心のつもりだったのだ。
 自業自得なのかも知れないが、軽率な行動の代償が過酷なSM調教だなんて、あまりにも重すぎるのではないだろうか……。

 きっかけは、インターネットのツーショットチャットと言われる、男と女が二人きりで話が出来るチャットだった。
 親からノートパソコンを買い与えられた私は、前から少しだけ興味があったSMのサイトにアクセスしてみた。
 興味があると言っても、私の場合、手を縛られた上でのセックスや、平手でお尻を叩かれたりといった、いわゆるソフトSMに限られている。処女にもかかわらず、私はいつもそんなことを想像してオナニーをしていた。
 そのサイトは、私が想像していたプレイよりも遥かに過激だった。天井から縄で吊るされ、垂らされた蝋燭で身体を真っ赤にしている女の人の画像や、相手が気絶するまで鞭で叩き続けたという男の人のプレイ日記や、女の人を拉致監禁した上で調教するSM小説などがあり、私は時間を忘れて夢中で見入った。
 一通りサイトを見回ると、メニューの一覧にある「ツーショットチャット」が目に付いた。それまでは、処女の自分には関係ないものと思い、無意識に飛ばしていたため気が付かなかったのだ。
 SM小説を読んでいるうちにショーツを濡らすほど興奮してきた私は、ふらふらと興味本位にクリックして覗いてしまった。
 各ツーショット部屋のリストが表示され、1から30までの部屋番号や、待機中か満室かの表示、さらにはニックネームや希望プレイなどがズラリと並んだ。色々なタイプの人がいたが、全体的にSの男性が多数を占めており、それ故にバランスが取れず、一人でチャットに待機している部屋も多かった。
 私はその中の一つの部屋に注目した。S男性。ニックネーム、山猫。ソフトSM希望。一言コメントは、「軽く縛るだけのソフト重視。優しく気持ち良くします。中肉中背二十八歳」と書いてあった。
 正直言って、私の理想を見事に満たしていた。もっとも私は処女なので、本当にそんなことをするわけにはいかない。仮に経験済みだとしても、見ず知らずの男の人とセックスするのは抵抗感が大きすぎて、やはり現実的ではない。
 それでも、ちょっと話をするだけならいいんじゃないかと考えた私は、山猫とかいうニックネームを名乗っている人の部屋の入室ボタンを、軽い気持ちでクリックしてしまった。

 ニックネームの入力画面が表示された。  まず私も名前を決めなくてはいけないらしく、30秒ほど考えてから、結局本名の桜子から取ってサクラと入力し、OKボタンを押す。
 ピンポンと軽快な音が鳴り、画面に「サクラさんが入室しました」と表示された。
「はじめまして、こんばんは」
 おそらく相手のパソコンにも音が鳴ったのだろう。山猫さんはすぐに反応してきた。
 私も「こんばんはー」と挨拶の言葉を打ち込む。アダルトでもツーショットでもない普通のチャットなら何度かやったことがあるので、それほど緊張することもなかった。
「いくつですか?」
 山猫さんがいきなり年齢を聞いてきた。現実ならば失礼極まりない行為だけど、ネットではよくあることで、気にするほどではない。
「えっと、十七歳です」
 どうせ、今ここでチャットをするだけの関係だと割り切って、素直に答える。
「女子高生?」
「はいー」
 山猫さんがポンポン質問を飛ばしてくるので、私もテンポよく答えを返すが、突然反応がなくなった。しばらく待ったが何も言ってこなかった。
「あんた、サクラか?」
 パソコンが止まってしまったのではないかという考えが頭をよぎった時、ようやく山猫さんが発言した。
 ニックネームのことを聞かれているのかと思った私は、深く考えずに、「はいー」と打ち込んだ。その後すぐに、ヤラセかという意味で聞いているのだと気が付く。
「あ、違います。名前はサクラだけど、そういうサクラではないです」
 慌ててキーボードを叩くと、またしばらく間が空いた。チャットだけの関係だとしても、誤解されたままでは嫌だと思い、苦し紛れに言葉を続ける。
「あの、本当です。信じてください」
 今度はすぐに返事が返って来た。
「ゴメンゴメン。こういう世界は変な騙しが多いから、ちょっと警戒してしまいました」
 画面を見て、私はまたキーボードを叩いた。
「あ、いえ。名前がちょっと紛らわしかったですよね。信じてくれてありがとうございます」
 私は本当に心の底から安堵していた。お互いに分かり合えたという気持ちが生まれ、親近感が沸いてきた。
「ところで、身長とか聞いてもいいですか?」
 山猫さんの唐突な質問に面食らったが、私はこれも打ち解けた証だと軽く考えた。
「はいー。155センチです」
「あ、スリーサイズも聞いてもいいですか?」 「いいですよー。上から、82、57、83です」
 この間ランジェリーショップで測ってもらった時よりも、多少誇張して伝える。いや、多少どころではないか。まあ、サバを読んでいることくらい、向こうも承知しているだろう。
「良いプロポーションしてますね。結構モテたりするんじゃないですか?」
「そんなことないですよー」
 顔はどんな感じなのかとか聞いてこないのだろうか……。ひょっとしたら気を使っているのかも知れないが、それなら助かる。顔にはそれなりに自信あるけれど、会う気はないから、「写メール送って」なんて言われたら困ってしまう。
「ところで、サクラさん。SMの経験はありますか?」
「ないですー。山猫さんはあります?」
「いえ、僕もありません。だからというわけではありませんが、僕はソフトで優しいSMが好みですね」
「あ、私もです。お尻叩きとかも少し興味あるけど、痛いのは嫌です」
「なるほど。僕も女性が苦しむ姿は見たくないです。結構気が合いますね」
「ですねー」
 本当に山猫さんとは趣向が一致している。こういうのを理想的なパートナーというのだろうか。そうだとしても、やっぱり処女は、いつか出来る大切な恋人にあげたい。一生に一度のことだし、初めては好きな人と手を取り合って成し遂げたい。
 もっとも、クラスメートの中には、安易に処女を捨てる輩も少なからず存在する。彼女達はセックスの経験を自慢し、処女を馬鹿にする。それに焦った処女は、適当な男と妥協する。そして脱処女を果たした途端、その人もまた、処女に対して偉そうな態度を取り始めるのだ。
 実は私も、焦っている処女のひとりなのだけれど、未だ男が見つからず処女のままなのだった。顔は悪くないし、何度か告白されたこともあるけど、アレは嫌、コレは嫌、と断っているうちに今へと至っている。
「今度、会いませんか?」
 山猫さんが、ついに誘いを掛けてきた。私はこういう時のためにあらかじめ考えておいた言葉を打ち込んだ。
「私、実は処女なんです。それでもいいんですか?」
 男は面倒な処女を嫌っている。週刊誌なんかを読んでいれば常識中の常識だ。
 みんなして処女を捨てたがっている理由の一つにこれがある。他にも、セックスを経験していると大人っぽいとか、みんながしたがっているから優越感に浸れるとか、話題に着いて行けなくなるとか、乗り遅れたくないとか、まあ色々あるけれど。
 ところが、山猫さんは予想外に食い付いてきた。
「本当ですか? 処女なのにSMに興味あるんですか? 僕は全然オーケーですよ。むしろ嬉しいというか、精一杯優しくしますよ」
 おかしい。雑誌に書いてある事とはまるで違う。山猫さんが特殊なんだろうか。
 そうだ。SM趣味という時点で特殊なんだから、有り得る話だ。
「えっと、出来れば処女は守りたいというか、セックスは恐いというか……」
 SMサイトのツーショットチャットに入り込んでおいて、今更なにをいっているんだという感じだけど、ここまで図々しいことを言えば、さすがに山猫さんもドン引きだろう。こんな面倒な女となんか会えるか、と感じたに違いない。
 そう思ってモニターを見つめていると、チャットに沈黙が訪れた。しばらくしてから表示されたコメントは、またしても私の予想を裏切った。 「そうですね。初めては誰だって恐いものですからね。分かりました。処女には手を出しません。前戯だけでもいいですよ」
「…………」
 なんて優しい人なんだろう。でも、だからといって、実際に会ってSMプレイをするのはやはり抵抗がある。
「それでは山猫さんに悪いです」
「僕は女性を軽く縛って気持ち良くなってもらうのが好きなので、本番行為は無くても大丈夫ですよ。不安なら、サクラさんはずっとパンツを履いていてもいいです」
「はあ……」  手だけをハンカチか何かで縛られて、ショーツの上から割れ目をなぞられる。
 想像しただけで股間が切なくなり、少しだけ濡れてしまった。
「サクラさんはどこに住んでいるんですか? 都道府県だけで結構ですよ」
「あ、えっと、千葉県です」
「近いですね。僕は東京です。東京駅まで来ていただけるのなら、交通費は僕が持ちますよ。片道一万円として、往復二万円でどうですか? 足りますか?」
 確認するまでもない。おそらく片道で数百円、往復でも千円に届くかどうかだ。
「そんなには掛からないです」
「では、二万円で大丈夫ですね」
「…………」
 余った分はお小遣い、ということか。つまりは、援助交際。一昔前に話題になった、あの援助交際だ。まさか自分にそういう話が振られる日が来ようとは、夢にも思わなかった。
 私が乗り気じゃないことを感じ取った山猫さんは、なんとかして私を繋ぎ止めようとしているのだろう。
 私からすると、お金なんかで釣る気なのかと思う反面、山猫さんの必死さが伝わってきて、それほど悪い気はしない。
 それに、うちの高校ではバイトが禁止されているため、二万円というのはかなり大きい。親から毎月もらっているお小遣いの四ヶ月分にもなる。それだけあれば、当分はマックやスタバへ入るのに躊躇しなくて済む。正直言って、喉から手が出るほど欲しかった。
 無言でいると、山猫さんは私が迷っていると判断したのか、さらに追い討ちを掛けてきた。
「不安なのは分かります。なら、こういうのはどうですか? 最初はおいしい物でも食べに行って、その時にやっぱり恐くなったり、僕とは合わないと思ったら、そのまま解散。お疲れ様でした、と」
 その言葉が決め手になった。
「はい、わかりました」
 私はついに、悪魔の手を握ってしまった。
 後から考えれば、顔を見たこともない男を信じてしまうなんて、本当にどうかしているとしか思えないけれど、この時の私は深く考えるということをしなかった。
 軽率な行動を、私は一生後悔し続けることになる。
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