第十一話・脱出の方法

女子高生レイプ小説
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学校であったエッチな羞恥体験談
 朝になって千鶴が調教室の扉を開け放った時、準子と課長は未だに肉の交わりを続けていた。うつ伏せになっている準子に、課長が上から覆い被さって身体を密着させている。
 調教室は暑くも寒くもなく快適な温度が保たれていたが、二人は汗だくになりながら肛門で繋がっていた。
 何の拘束具も付けられていない準子だったが、今は成す術も無く手足を投げ出し、課長の尻穴責めを無抵抗で受け入れている。
 彼女が本来の力の半分でも出せば、デスクワーカーの課長などコンマ数秒で床に叩き伏せることが出来るだろう。だが、逆さ吊りのままムチを打たれ続けた身体は、疲労と激痛の極致に置かれ、指先のひとつもまともに動かせないようだった。
「うっ……うぅ……んぅ……」
 課長が腰を振ってアヌスを小突くたびに、準子が苦しそうな呻き声を上げる。
 一晩中ムチで虐めていたくせにまだ責めたりないのかと、さすがの千鶴も呆れ気味だった。
「課長さん、いつまで続けるつもり? その辺にしておかないと、いい加減死んじゃうのではないかしら?」
 千鶴が声を掛けると、課長は肛門の突き込みを続けながら顔を上げた。
「ん? お前か……。何か用か?」
「いま気付いたの? 熱心ねえ……」
「当たり前だ。熱心にもなるさ。これだけ嬲り甲斐のある奴隷なんて、そうはいねえだろ」
「それはそうだけど、ちょっとは手加減してあげなさいよね。準子、何か死にそうになってない?」
「あん?」
 準子に向き直りながら、課長がズンと腰を突き出す。
「ぅ、うぅ……」
 床に顔をうつ伏せたまま呻く準子の声は、自信と活力に満ち溢れていた以前とは全くの別物だった。弱った小動物のように儚げで、聞く者の同情心を誘っているかのようだ。
「確かに弱っているようだが、この女がそんな簡単に死ぬものかよ。おい準子、目ぇ覚ませよ! オラッ、オラァッ!」
「ぐ、う……んぅ、ぁあ……」
 肛門を激しく抉り込まれても、準子は弱々しく唸るばかりだ。
「本当に死んだらどうするのよ? 準子が並外れてタフなのは認めるわ。でもこれ以上は無理。いま生きているのだって不思議なくらいよ。逆さ吊りって、課長さんが考えているよりもずっと体力を消耗するのよ?」
 注意している千鶴の口調にも、特に焦りはなく平然としたものだった。死んだらそれはそれで仕方がない。それが吉少寺のM奴隷の立場なのだ。
 とはいえ、準子はこれまでになく期待している奴隷でもある。肉体的な強度だけでなく、精神的な強靭さでも並外れている準子は、きっと千鶴の期待に応えて反抗的な態度を続けてくれるはずだ。準子が耐え抜けば耐え抜くほど、千鶴の楽しみも増してくる。
 昨晩は課長に平伏して媚びへつらっていたが、それは唯一残された希望へ必死にしがみ付いていたからに過ぎない。
 課長に裏切られて追い込まれた準子がどう出るか。千鶴はそれが楽しみだった。絶望して気力が果てるのならばそれまでだが、死力を尽くして牙を向いてくるのなら面白くなる。
「今ここで死なれてはツマラナイわ。課長さん、もう終わりにして」
「チッ、しょうがねえな。この一発で最後にしてやるよ」
「今すぐ終わりにしろと言ったのだけど?」
「途中で止められる訳ねえだろ。男は射精しねえと治まらねえんだよ」
「…………」
 言うことを聞かずに腰を振り出した課長に、千鶴は少なからず苛立ちを覚えた。この男は、時折り千鶴の癇に障ることをする。容貌が醜い中年男そのものなのがまたイラつく。
 今から部下に身柄を拘束させて、拷問のひとつでもしてやりたいが、千鶴はなんとかその気持ちを堪えた。潜入捜査官を束ねる立場にあるコイツは、今のところまだ役に立つ。ここで拷問の末に殺したところで、気分がスッキリするだけで何ら益するところがない。現在のように持ちつ持たれつの関係であるうちは、遊ばせておくのが得策だろう。この関係が崩れた時は全く容赦をするつもりはないが。
「そういえば、課長さん。貴方の娘さんも、将来は刑事を目指しているらしいわね。お父さんの影響かしら?」
「……何でそんなことを知っている?」
 課長は準子のアヌスを猛烈に抉り込みながら、真剣味の帯びた目を千鶴に向けた。
「私達の関係からいって、お互いに探りを入れるのは当然でしょう。そちらも何やら余計な調査をしているのではないかしら?」
「ちっ……」
 課長は再び準子に向き直り、後髪を掴みながらピストン運動を早めていった。図星だったらしい。本当のところ、千鶴は課長の動きなどいちいち把握していない。だが警告にはなっただろう。娘を話題に出したのもそれなりに効いているようだった。
 課長の娘にはいずれ本当に手を出すとしても、それは今ではない。課長が調子に乗って千鶴の言葉を本格的に聞かなくなった時が最適だ。その時に娘を拉致して脅しのカードに使うべきだろう。
 娘は文武両道で相当に優秀らしいが、M嬢としての素質はどうだろうか。課長を恨んでいるであろう準子に調教させるのも良いかも知れない。その頃の準子がどういう精神状況にあるかは分からないが、かなりの刺激を受けるのは間違いないだろう。
「くぅっ! 準子、出るぞ! またケツの中に出してやるぞ! うおぉっ!」
 課長はいい気になって準子の尻を犯し、何度目かの腸内射精を行っていた。
 うつ伏せになったまま小刻みに肩を震わせている準子を横目で見ながら、千鶴は彼女を介抱させるために部下を呼び出した。

 ……さすがというべきか、準子はたった二日でほぼ全快になるまで回復した。体中に走っている鞭の痕は痛々しいが、それも遠くないうちに綺麗に消えるだろう。
 調教室で準子を眺めている千鶴は、改めて彼女の身体の美しさに見惚れていた。
 準子は両手を頭上に掲げ、手首を鎖で巻き付けられているため、捜査官として鍛え抜かれた肉体の美しさを惜しげもなく晒している。
 準子の身体はそれほど筋肉が盛り上がっているという訳ではなく、単純な腕力よりも、俊敏さや持久力を重視しているのが見て取れた。引き締まった身体は一切無駄な脂肪が付いておらず、ウエストが極限まで絞り込まれている。かといって、腰や太ももが殊更に細いということもなく、むしろ女性としての魅力を充分に醸し出していると言える。腰のくびれは千鶴が羨ましくなるほど見事なものだった。
 全身に施されている大小様々な鞭化粧が、準子の身体をより一層に艶めかしく引き立てている。
「さあて、準子。お前が潜入捜査官だということは最初から分かっていたのだけど、何か言いたいことはあるかしら?」
「…………」
 千鶴が挑発しても、準子は顔を俯けたまま沈黙していた。
 まさか、まだ絶望から立ち上がっていないのだろうか? 千鶴の心にそんな不安がよぎったが、準子の目を覗き込むと、頭を振って考えを改めた。
 まだまだ強い意志の篭もった良い眼をしている。
 最後にして唯一の望みを絶たれたというのに、準子はそれでもまだここから逃げ出すことを諦めていない。調教師としての勘が千鶴にそう告げていた。
「準子、ここから出たい? でも残念だけど、お前は一生ここでM奴隷として生きていくのよ」
 千鶴は勝ち誇りながら、準子を拘束している鎖を外した。
「くっ……」
 痛そうに手を擦っている全裸の準子と、調教用のボディースーツに身を包んでいる千鶴が、互いに正面から向き合う形になる。
 千鶴が視線を合わせるには、スラッと背の高い準子を見上げなければならず、千鶴はそれがなんとなく気に入らなかった。
「奴隷ごときが御主人様を見下ろしていて良いと思っているの? 今すぐ床に這い蹲りなさい」
「…………」
 体が自由になった今、準子には、千鶴を捩じ上げて人質にするという選択肢もある。だがそんなことをしても逃げ切れるはずはない。最終的に八方塞がりになるのは目に見えている。いくらなんでもそんな馬鹿なことはしないだろう。
 千鶴はそう確信していたが、ジッと黙り込んでいる準子を見ていると、若干の不安が頭を掠めてくる。
「何をしているの、準子。私の言うことが聞けないの? 反抗的な態度を取るのなら、また一から調教し直すわよ?」
「も、申し訳ありません、千鶴様……」
 軽い脅しでしかなかったはずだが、準子はビクリと震えて四つん這いになった。
 その様子だけで判断すると、完膚なきまでに心を打ち砕かれているようにしか見えない。だが実際にはまだ折れてはいないだろう。これは擬態なのだ。先ほど準子の眼を見た千鶴にはそれがハッキリと分かる。
「あはっ」
 準子のしたたかさを感じ取り、千鶴は満面の笑みを浮かべた。なぜ準子が従順なフリをするのか、それすらも手に取るように分かっていた。
 自力での脱出が叶わないと悟った準子は、課長に助けを求めた。が、思わぬ裏切りによりそれも破綻した。そこで準子は、すでに次なる行動へと移っているのだ。
 自分ひとりでは抜け出せず、外部からの救助も期待できない。ならばどうするか……。そんなのは決まっている。内部から崩すしか方法はないのだから。
「それだけ素直になれるのなら、またお客さんの相手をすることも出来そうね」
 千鶴は敢えて準子の望んでいるだろうセリフを口にした。
 内部から崩すといっても、千鶴やヤクザ連中を篭絡するのは困難を極める。そんなことは準子にだって分かり切っているだろう。しかし彼女にとって幸いなことに、ここはSMクラブであり、準子は多数の客の相手をするM嬢である。お願いと脅しを駆使して交渉すべき対象は、なにも千鶴やヤクザだけではない。SM目当てにやってくる客がいるのだ。
 だから準子は従順なフリをする。そうしないと、M嬢として客の相手をさせてもらえないのだから当然だ。
「わ、私、しっかりとお勤めを果たします。だから、もう虐めないでください……」
 準子が弱々しく呟いた。
 卓越した素晴らしい演技力だ、と千鶴は感嘆した。一瞬ではあるが、思わず準子の言葉を真に受けてしまいそうになる。
「……ふうん。まあいいわ。それじゃあ今度は、誰か適当なメス豚と組んで、上客の相手をしてもらおうかしら?」
「は、はい」
「今は信用できる客だけしか相手をさせないけれど、そのうち色んな客の相手をしてもらうわね」
「はい」
 さすがに不満そうな態度は表に出してこないが、準子も自分が疑われていることは認識しただろう。
 それでいい、と千鶴は思った。これで純粋な勝負になったのだ。
 これから自分の手で調教したり変態客をあてがったりして、心の底から準子を屈服させる。それが出来るかどうかは、千鶴の調教師としての腕と眼力に掛かっている。
 少しでも油断すれば、屈服していないにも関わらず屈服したのだと、今度こそ騙されてしまうだろう。もしも調教途上に陥落したと思い込んでしまい、それほど信用できない客をあてがってしまったら、準子は本当に客を手の内に取り込んでしまうかも知れない。そうなると千鶴の立場も危うくなる。
「くす……くすくす」
 千鶴はそのスリルを楽しんでいた。ゾクゾクと快感すら湧いてくる。これだから強靭な精神力を持つ者は堪らない。リスクの大きな調教を終えた時には、更なる快楽が待っているに違いない。
 準子が完全にひれ伏した時のことを想像して、千鶴は密かに股を濡らした。
 ……結局のところ、千鶴はまさか自分が騙されることになるだろうとは思ってもいないのだった。最終的には全てが自分の思い通りになる。そう信じて疑うことを知らない。準子との戯れは、勝利への過程の変化を楽しんでいるに過ぎないのである。
 その余裕を死ぬほど後悔する時が来る可能性など、千鶴は全くと言っていいほど考えていなかった。
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