水梨家の没落(元令嬢をビンタ)

女子高生レイプ小説
厳選無料エロ漫画
学校であったエッチな羞恥体験談
 長い戦争の間、私の家の暮らしはとても貧しかった。農家だから食べる物に困るということはなかったけれど、住んでいる家は隙間風が吹くほどボロボロで、私は常にみすぼらしい衣服を身に着けていた。配給すら滞っている都市部の人達に比べれば、いくらかマシなはずの食事ですら、毎日変わり映えのしない粗末なものだった。
 学校の友達も大体は似たような生活をしているが、しかし中には例外もいた。私の通っていた小学校には、子爵家の令嬢がいたのだ。
 この辺り一帯の土地を所有し、大きな屋敷に数え切れないほどの使用人を雇っている、村で一番の大地主である水梨子爵家のお嬢様。彼女はいつも身奇麗にしていて、学校でも私達平民とは明らかに違う扱いを受けていた。
 私達生徒にとって、教師は半端じゃなく恐ろしい存在だった。逆らうどころか、対等に口を利くことすら考えられないほどだ。
 教師にしても、生徒に恐れられるように努めているところがあった。威厳を保とうとしていたと言った方がいいかも知れない。
 生徒は何かあればすぐに教師から殴られた。男子は拳骨で、女子は平手打ちをされるのだ。教師が感情に任せて行うことも多々あったが、それ以外にも、私達生徒に恐怖を植え付けるために粛々と行われる拳骨やビンタも少なくなかった。一列に並んで順々に殴られていくのである。
 この時の列にも、水梨さんが加わることは決してなかった。
 平民の教師が子爵令嬢を殴れるはずもない。
 水梨さんはそれを当然のこととして受け止め、整列している私達が次々に殴られている間も、自分の席で窓の外をボーッと眺めたりしていた。彼女は特に傲慢ということもなかったが、心の中で私達平民を見下していることが、その態度からなんとなく透けて見えていた。でも、誰も文句を言うことは出来ない。それは教師にしたところで同じことだった。
 この村で水梨子爵家を敵に回して生きていける者なんて、誰もいはしないのだ。
 けれど、彼女の家も戦争が長引くにつれてどんどん疲弊していった。水梨子爵家は、財産の大半を切り売りしながらなんとか終戦まで乗り切ったものの、財力に基づいた村の支配は完全に崩壊していた。
 水梨さんに対する教師達の態度は、それでもまだ変わることがなかった。村に対する水梨家の影響力など、すでにほとんどなくなっていたが、腐っても子爵家ということで、誰もが彼女に遠慮をしていた。華族という身分それ自体が威光を持っていたのだ。
 しかし、それも長くは続かなかった。実力が削げ落ちた水梨子爵家は、次にその虚名を取り上げられることになったのである。終戦後に行われた数々の改革で、ほとんどの土地をただ同然の値段で手放さざるを得なくなり、さらには爵位までをも返上させられたのだ。
 終戦から数年が経つ頃、水梨家はすっかり落ちぶれてしまっていた。
 子爵家令嬢としての立場も、今や見る影もない。
 華族制度の廃止。
 それが実施された日、水梨さんは子爵令嬢からただの人になってしまったのだった。
 元々、経済的には極めて困窮していたこともあり、子爵令嬢という拠り所を失った瞬間、彼女を取り巻く環境は手の平を返すように一変した。
 財政的に逼迫していただけの頃は、まだ水梨さんにどう接するべきか迷っていた教師達も、彼女が華族ではなくなると、ついに特別扱いを止めてしまった。
 最初に水梨さんをビンタしたのは、学校でも一番恐い男の先生だった。体格が良くて声も大きく、教育熱心な若い教師だ。そんな先生でも、水梨さんを初めてビンタする時は、緊張を隠せないようだった。それも仕方のないことだろう。すでに力を無くしていているといっても、この村で水梨家の名はつい最近まで絶対だったのだ。
 しかしだからこそ、教師陣は水梨さんをビンタすることに拘った。今まで子爵令嬢だからと甘やかしてきた分を取り戻そうとしていたのだ。元華族でも容赦しないという意思表示を、他の生徒に示しておきたいという思惑もあったに違いない。
 そのせいか、先生は必要以上に水梨さんをビンタした。内心で動揺しているからこそ、それを誤魔化そうとして、強烈な平手打ちを何度も放った。
 ビンタどころか、怒鳴られたことすらないであろう元華族の水梨さんは、頬を張られるたびに崩れ落ちて泣き喚いた。
 加減を知らない教師は、罵声を浴びせて立ち上がらせ、何度も水梨さんを張り倒した。
 落ちぶれているとはいえ、そうなるまでに散々良い物を食べてきたせいか、水梨さんの頬はふっくらとしていた。別に太っているわけではないが、微笑むと可愛らしい笑窪が出来るくらいふわふわとした柔らかそうな頬だった。
 彼女のその頬は、教師に数え切れないほどビンタされ、真っ赤に染まって膨れ上がってしまった。頬を流れる涙がとても痛々しかった。
 そうやって最初の先生がビンタすると、他の先生も後を追うようにして、私達と同様に水梨さんを叩くようになった。
 たまに行われる整列ビンタでも、水梨さんが免除されることはなくなった。平民の私達と一緒に並んで、元子爵令嬢の水梨さんは激しく平手打ちされていた。見下していた平民と同じ罰を受ける時、彼女はいつも涙を我慢できずに泣いた。
 教師の中には、最近まで村を支配してきた水梨家に反感を抱いていた者が少なくなかったようで、私達と平等というより、むしろ彼女ひとりにわざと強くビンタしたり、その数を多くした先生もいた。
 水梨さんは自分の扱いを不満に思っているようだったけれど、そういう態度が先生達の神経を逆撫でしていた面もあったかも知れない。
 小学校を卒業して、中学に上がる頃には、さすがに水梨さんも一人の生徒として普通に扱われるようになった。
 もっとも、彼女はそれはそれで不満のようだった。華族制度が廃止されてから、何年経っても子爵令嬢としての誇りが抜けていないのだ。
 中学校はそれまでとは比較にならないくらいに厳しかった。
 男子は拳骨で女子はビンタというのは変わらなかったが、さらにそれより重い罰として、お尻叩きが行われるようになった。これには男女の区別はなく、壁に手を付いて突き出したお尻を木の棒で叩かれる。ビンタなんかよりも遥かに痛くて、しかもかなり恥ずかしかった。
 水梨さんはそれが相当に嫌だったようだ。平民にお尻を差し出す格好が自尊心を傷付けるのだろう。
 でも彼女は、中学校を卒業するまでに何度もお尻を叩かれることになった。他の生徒と比べてもそれほど多くはないけれど、きっと水梨さんには耐え難いことだったに違いない。
 中学生になってからはあまり泣かなくなったが、彼女は瞳に涙を浮かべながらお尻に木の棒を受けていた。
 水梨さんは最初だけ控え目にお尻を突き出すけど、スカートの上からとはいえかなりの威力で叩かれるため、すぐに恥ずかしがる余裕を無くしてしまった。痛みに負けてお尻を引くと、怒鳴り付けられて元の姿勢に戻らねばならず、そうしているうちにグッとお尻を思いっ切り突き出すような格好になるのだ。
 そういう時、彼女はとても悔しそうな顔をする。
 まるで、本来なら自分はこんな扱いをされる人間ではない、と言っているかのようだった。
 確かに、端から彼女を見てきただけの私も、時々そう思うことがある。
 あと五年ほど早く生まれているか、あるいは華族制度の廃止があと五年遅ければ、あんな風にビンタされたりお尻を叩かれたりすることはなかっただろう。昔のように、澄ました顔をして、体罰を受ける私達平民を見下しながら、卒業まで気楽に過ごしていたことだろう。
 そう思うと、なんとも不思議な気分になる。
 もっとも、水梨さんの人生は、女学生を終えてからの方が苦渋に満ちている可能性は高い。
 彼女のお母さんは、落ちぶれてからも贅沢な暮らしが忘れられず、大変な借金を背負ってしまったのだ。そのせいで、元子爵夫人は売春宿の娼婦にまで堕ちたのである。村の者なら誰もが知っている有名な話だった。
 水梨さんも中学を卒業したら、恐らくは平民相手に股を開くようになるのだろう。
 教師にお尻を突き出すだけで屈辱を堪え切れないようでは、娼婦になって平民に這い蹲ることが出来るのだろうかと、私は他人事ながら少しだけ心配に思った。
空想地帯 SM官能小説 inserted by FC2 system