第九話・恥辱の芸その2

女子高生レイプ小説
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学校であったエッチな羞恥体験談
 夏姫が衣服を整えるまで、私は全裸のままジッとソファの前で正座をして待っていた。
 特攻服を着直してソファから立ち上がる頃には、夏姫は、相手を小馬鹿にするようないつもの笑みを浮かべて私を見下ろしていた。
 私は恐る恐る顔を上げて口を開いた。
「あ、あの、夏姫さん。わ、私の芸と奉仕、気に入って頂けましたか?」
 言われるままにオナニーを披露し、さらには舌で夏姫のアソコを舐め擦ったのは、ひとえに彼女に特別扱いしてもらい、他の奴隷的立場の女達のように売春させられるのを回避するためである。
「ん? んー、どうしよっかなー」
 夏姫が思わせぶりな態度を取っていると、工場の入り口の方で扉の開く音がした。向こうにいるレディース達が「お疲れ様です、秋穂さん!」と挨拶する声が聞こえる。
 ……秋穂? まだ聞いたことのない名前だ。出迎えの仕方からすると幹部らしいが……。
「ああ、アイツが来たのか……」
 夏姫は顔を顰めて鬱陶しそうに言った。
「いくよ、春香」
「あ、はい……」
 私の処遇をどうするのか答えないまま、夏姫は工場の中央に戻っていった。仕方なく私もそれに続く。
 ついさっきまで工場内に十人近くしかいなかったレディースが、秋穂とかいう幹部の帰参と共に倍近い人数になっていた。秋穂とかいう人が引き連れて来たのだろう。その中に、ブレザーの制服姿をしている女の子が一人だけ交じっている。私と同じ様に、哀れにもレディースに絡まれて連れて来られたのだろうか……。
 あのブレザーは、大学付属の中高一貫校の制服だったような気がする。彼女が中等部か高等部かは分からないが、いずれにしても雰囲気からすると私と近い年齢に思える。
 人が増えてもその中で全裸なのは私だけな上に、ブレザーの子がしきりにこっちを見てくるので、なんだか余計に恥ずかしくなってきた。
 陰毛は隠しようもないが、私はせめて上半身だけはと胸を腕で覆った。そうやってレディースの集まりから距離を取っていると、ブレザーの女の子がレディースの群れから離れてこっちへ近づいて来た。
 一人だけ浮いている私に同属意識を感じ取って助けを求めるつもりなのかと身構えていると、彼女は落ち着き払った声で私に話し掛けてきた。
「貴方が新人の春香さん?」
「あ、は、はい……」
 思わず反射的に答えてしまう。
 カラフルで訳の分からない髪型が多いレディースの中で、彼女は黒髪のショートカットという異質な姿をしていた。それだけに戸惑いを覚えてしまう。どうやら連行されて来た被害者ではないらしいこの子に、どう接すればいいか分からないのだ。
「ちょっと、秋穂。春香は私が連れてきたんだからね。舎弟にしたかたったら、私の許可を取りなよ」
 夏姫がそう言ったので、私は秋穂という人が誰なのかとキョロキョロした。
 何故か目の前のブレザーを着た女の子が夏姫の方を向いて口を開く。
「別に、舎弟にするつもりなんてないわ。ただ挨拶しただけよ」
「ふうん。それならいいけど」
「まあでも、可愛い顔してるわね、春香さんは。それに真面目で大人しそうだから、私の好みではあるわ」
「ほらやっぱり。アンタはすぐそうやって生ぬるいことを言う。奴隷に甘いんだよ」
「そうかも知れないわね」
 ブレザーの女の子は、整った顔に上品な笑みを浮かべ、手を口元に当ててクスリと笑った。一挙一動から理知的な雰囲気が漂っている。もっとも、この場に似つかわしくない大学付属学園の制服を着ているせいで、なんとなくそう見えてしまうのかも知れないが。
 いや、それより驚いたことに、ブレザーの女の子は夏姫と対等に話をしていた。今までそんなことをしているのはあの恐ろしい特攻隊長くらいしか見たことがない。
 総長の妹で幹部でもある夏姫とタメ口を利けるのは、同じ階級の幹部だけのはずだ。幹部は四人しかいないので、総長と夏姫の姉妹を除けば、あとは特攻隊長と秋穂とかいう人だけのはずで……。
「改めまして。宜しくね、春香さん。秋穂です。貴方の情報は一通り把握してあるわ。貴方とは同い年だけど、私は一応幹部ってことになってるからそれなりの口の利き方を、ね。私は別にどっちでもいいんだけど、周りが五月蝿いから貴方のためよ」
 秋穂と名乗ったブレザー姿の女の子が私に向かってニッコリと微笑んだ。
「ばーか。『しきたり』なんだから当たり前だろ」
 夏姫が呆れたような顔をして横槍を入れる。その声色からすると、秋穂さんの言動にいつも不快な思いをさせられているといった感じがする。
 しかし、どうなんだろう。夏姫も昨日、特攻隊長に『しきたり』を守れとかなんとか言われていたような気がするが……。つまり秋穂さんは、その夏姫をして目に余るほど『しきたり』を軽視しているということか。
 確かに彼女を見ればそれは一目瞭然だった。何しろ、夏姫を含めた他のレディース達が物々しい特攻服に身を包んでいるというのに、彼女だけが学校の制服を着たままなのだから、そのマイペースさというか空気の読めなさというか、そういう我意の強さは夏姫の比ではないだろう。
「春香さん、もう服を着てもいいわよ」
 秋穂さんが言った。
「え……?」
 突然のことに思わず聞き返してしまう。
 これで相手が夏姫だったら、「同じことを二回言わせるな!」とか罵られながらビンタされてもおかしくはないが、秋穂さんは優しい笑みを浮かべたまま私に言った。
「今日から新しい奴隷が入るから、貴方はもう序列最下位の新人奴隷ではなくなるのよ。だから、服を着てもいいわ。特攻服はまだないから、とりあえずここに来るのに着てきた服を着ていいわよ」
「……あ、はいっ」
 思わぬ幸運に内心歓喜しながら、私はそそくさと工場の入り口辺りに行って、カバンの上に置いておいたセーラー服を着込んだ。下着は夏姫に取られてしまったのでスカートの中がスースーするが、裸体を隠していられることによる安堵感には感動すら覚えてしまいそうだった。

 そういえば、新しい奴隷は誰なんだろう。哀れな被害者だと思っていたブレザーの少女は大幹部の秋穂さんだったし、あとは特攻服に身を包んだレディースしかいないように思えたけれど、まだこの場にはいないのだろうか。
 レディース達が溜まっている工場の中央まで戻ると、特攻服を着ている彼女達の中で、一人だけ囲まれるようにして立っている女の人がいた。髪を茶髪にして気が強そうなツリ目をしている彼女は、目に涙を溜めて若干震えているようだった。それでも囲んでいるレディース達を気丈に睨み付けているが、どう見てもそれが強がりだと分かってしまうので余計に哀れに思えてくる。
 何が何だか分からずにその光景を遠巻きに見ていると、後ろから夏姫が抱きついてきた。鬱陶しいので振り払ってしまいたかったが、なんとかそれは我慢する。
「春香ー。よかったねえ、最下層から脱出できてさ。そのセーラー服姿は可愛いから、私も嬉しいよ。普通は数ヶ月は全裸のまま新人奴隷なんだけどね」
 どうやら私は相当に運が良いらしかった。
「まあでも、そのうち特攻服もちゃんと作らなきゃねえ。いつまでも秋穂みたいな半端な格好じゃあ駄目だからね」
 肩に顔を寄せて喋る夏姫の口から、甘い口臭が私の顔に吹き掛けられる。さして不快ではないが、夏姫と仲の良い姉妹のようなスキンシップをする気にはさすがになれない。
 どうやら、さっきのクンニのせいで夏姫は私に心を開いてしまったようだった。
「まさか春香、秋穂の舎弟になりたいなんて言い出さないよね? 私の舎弟になりたいって言ってたよね?」
「え、えっと……」
 何とか適当に誤魔化しておきたかったが、上手い言葉が浮かんでこなかった。
 誰だって、情緒不安定で年下の夏姫よりも、優しい同年代の秋穂さんの方に付きたいと思うだろう。ましてや夏姫は、私をこの恐ろしい世界に引き摺り込んだ張本人なのだ。
 とはいえ、秋穂さんが拾ってくれる見通しはまだ全然立っていない。ここは夏姫をキープちゃんとして確保しておきたいところだ。
「春香は騙されてるよ。秋穂はそりゃあ、奴隷には優しいかも知れないけどさ、本当はうちのレディースの中で誰よりも冷酷だから」
「冷酷……? とてもそうは見えませんが……」
「だから、奴隷には優しいだけだってば。なにしろアイツは、元々奴隷だったんだからね」
「あ、秋穂さんがですか?」
 意外な言葉に、私は思わず夏姫と間近で顔を付き合わせた。
 夏姫は私の目を見て得意げに頷いて見せる。
「そう。最初は春香みたいに、泣き叫びながら犯されてたよ」
「…………」
「だけど、三日後にはいつのまにか姉貴に取り入っていて、奴隷から兵隊に格上げされちゃったんだよ。兵隊に昇進っていうのは、自分からレディースに志願してきたヤンキーと同格ってことなんだけどさ。ここまでは、まあ三日という最短記録を除けば有り得ない昇格でもないし、誰もそんなに気にしていなかったんだけどね」
「は、はあ……」
 幹部に取り入って売春を回避するのは私も考えていたが、さすがに兵隊クラスになれるのは難しいと思っていた。いや、正直言って、まだそんな発想すらなかっと言ってもいい。
 私がひたすら売春を恐れていた時間を、秋穂さんはより有効に使ってその先を見ていたということだろうか。だとしたら格が違うと言わざるを得ない。
「秋穂が兵隊になってから、すぐに何人かの新参の兵隊とグループを組んで、対立しているレディースから何人も兵隊を拉致って暴行し出したの。秋穂のアレは暴行というより拷問と言ったほうがいいかもね。最初は強がってた拉致られた兵隊達も、例外なく一時間後には秋穂に屈服するか引退するかのどちらかを選んでいたくらいだから」
「…………」
 あの優しそうな秋穂さんがそんなことをするなんて、俄かには信じがたい話だった。
「うちのレディースが最近になって大きくなっているのは、姉貴や特攻隊長が馬鹿みたいに強いってことが一番の理由だけど、秋穂が敵対組織のレディースを拉致りまくって手駒を増やしていったのも大きな要因だってことは認めざるを得ないわね。事実、その功績が認められて幹部入りしたんだし。奴隷から幹部にまで上り詰めるなんて、そこら中のレディースを調べても前例がないはず」
「秋穂さんはそんなにも喧嘩が強いんですか?」
「強くはないわ。いかにもお嬢様な外見を見れば分かるでしょう。むしろ弱い。強くないからこそ、あそこまで出来るアイツは余計に異質なんじゃないの」
「は、はあ……」
「あんまり信じてないって顔ねえ……」
「いえっ。いえいえっ」
 私はブンブンと顔を横に振った。実際、「嘘つくなホラ吹き娘が」としか思っていないが、それを悟られて不機嫌になられては困る。
「まあいいわ。これから秋穂の本性が見られるから、もっと近くに行こうか。特等席で見物しよう」
 私にしだれかかっていた夏姫が身体を起こし、ズンズンとレディース達を掻き分けて、輪の中心にある二人掛けのソファに座った。
「春香っ。何してんの、こっち来なっ」
 私は「すいませんすいません」と謝りながら夏姫の作ったレディース達の隙間をスリ抜けた。
「ほら、ここっ」
 夏姫がバンバンと二人掛けのソファの空席を叩く。
「は、はい」
 私は恐る恐るソファに腰を下ろした。
 視線を上げると、レディースに囲まれて緊張した顔をしている女の人が視界に入った。
 そしてその目の前には、笑みの消えた秋穂さんがジッと獲物を見定めている。
「秋穂は奴隷には優しいけど、自分からこの世界に入った女には全っ然容赦しないから」
 隣に座っている夏姫が、近くに立っている秋穂さんには聞こえないよう私に耳打ちしてくる。
「秋穂の前でブルってるあの女は、うちに降伏してきたレディースの総長だった奴だよ。これから対立していた頃の『ケジメ』を付けさせるってわけ。今は必死に強がってるけど、あれじゃあすぐに泣き叫び出しそうだね。秋穂の責めはキッツイからねえ」
 夏姫は可愛らしい声でクスクスと楽しそうに笑った。

 それから私は、目の前で繰り広げられる地獄絵図を見て、秋穂さんの冷酷さを嫌というほど思い知らされることになるのだった。
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