第三十四話・引退希望その2

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 夜。
 男達がやってきた廃工場は雰囲気が一変する。彼らは工場内に入るなり、好みの女を抱き寄せて身体を貪り始めたのだ。標的になったのはむろん私や秋穂さんではなく、幹部の座から追い落とされたレディース達だ。
「やっと退院してきたのか、冬子!」
 暴走族の総長は、冬子さんの姿を目に留めると嬉しそうに声を上げた。彼が冬子さんを入院する羽目に追いやったというのに、まるでそんなことは忘れてしまったかのような態度だった。
 犬真似をしていた冬子さんは、総長を見上げて少しだけ怯んだ。あまり表情には出ていないけれど、地面に手を着いている上半身が引き気味になっている。彼には散々殴られた上にアナルレイプまでされているのだから当然の反応か。冬子さんといえども苦手意識を持つことがあるらしい。
「お前、何してんだ?」
 四つん這いになっている冬子さんに総長は大股で近付いていった。
「あ……わ、わん……」
 元舎弟であるところのレディース達に強要されるまま、冬子さんは犬の鳴き真似をした。彼女のお尻の穴からは、犬の尻尾に模したアナルバイブが生えている。
 凛々しい冬子さんに似合わぬ惨めな姿がおかしいのか、周りのレディースから笑い声が漏れた。
「何してんだって聞いてんだろうが!」
 無視されたとでも思ったらしく、総長は怒りを込めて冬子さんを蹴り倒した。笑っていたレディース達の空気が凍り付く。
 冬子さんが何をさせられているかなんて、見れば分かると思うんだけど……。
「う、うぐ……」
 倒れ伏して蹴られた肩を押さえる冬子さん。
「俺の質問にはちゃんと答えろよ、おい!」
 総長は冬子さんの髪を掴んで奥に引きずっていった。おそらく、クーデターの時のようにまたアナルレイプをするつもりなのだろう。あんな男に見初められたのは不運としか言い様がない。

「あうぅっ、あ、あうっ……んぁっ、ああっ……!」  入り口近くのソファに深々と座っている男の上では、夏姫がぎこちなく腰を上下させていた。望んでそうしているわけではなく、脅されて仕方なく男を受け入れているのだ。彼女の苦悶に満ちた顔を見ればそれは明白だった。
 夏姫は男の肩に手を置いて腰を動かしていた。顔が間近で向き合っているのが恥ずかしいようで、しきりに視線を彷徨わせている。
「もっとしっかり動けよなぁ」
「ご、ごめんなさい」
 男の駄目出しに謝りながら夏姫は腰の動きを速めた。しかしまだ拙い。まあ、あれでも最初の頃に比べればだいぶ良くなってはいるが。処女喪失から二・三日目までは、痛い痛いと泣くばかりで、とても自分から動くことなんて出来なかったのだ。それに比べれば相当な進歩と言える。ハッキリ言って性体験に関してはもう私よりも上だろう。男達は毎日のようにやってきてはこうしてレディースの気に入った女の子を性の捌け口にしているのだ。夏姫は必ずあの男の相手をさせられている。この二週間でいったいどれだけの精を注がれたか分からない。夏姫本人だってきっと分からないだろう。

 あのクーデターを境に秋穂さんがレディース内の実権を握ったとはいえ、実際には暴走族の傘下に収まっているようなものだ。こんな状態ではとても独立勢力とは呼べない。
 クーデターの経緯を考えれば仕方のないことなんだけど、このままの状態を保つ気なんて秋穂さんにはない。近いうちに別の暴走族と争わせ、弱らせた上で半壊させてしまうつもりらしい。詳しいことは聞いていないので、それ以上のことは知らない。知りたくもないし。
 それに関しては、私の意志にかかわらず、そのうち秋穂さんから聞かされることになるのだろう。彼女の右腕となって働くことを私は期待されている。クーデター前から秋穂派だった私を、数少ない忠実な駒として保持しておきたいってところなんだろうけれど。そんなのは気にせずレディースを脱退したいところだが、それが無理な以上、そろそろ腹を括る必要がありそうだった。
「何か考え事?」
 気付くと秋穂さんがすぐ近くに立っていた。
「あ、いえ」
「そう」
 長椅子に座っている私の隣に、秋穂さんはスッと腰を下ろした。スカートが乱れないように手で押さえながら。いちいち仕草がお嬢様らしい人だ。なんか良い匂いもするし。香水みたいに強くはない。シャンプーの匂いだろうか。
「例の件、考えてくれた? そろそろ結論が出る頃じゃないかしら」
 優しい笑みを浮かべながら秋穂さんは私の顔を覗き込んできた。
「ええ、まあ」
「その顔からすると、答えは聞くまでもないようね。これからも仲良くやっていけそうで何よりだわ」
「…………」
 この瞬間、私はレディースの幹部になったのだった。クーデターの日から秋穂さんに就任要請されていて、それを私がずっと保留にしていただけの話ではあるけれど。
 正直なところ、暴走族の排除まで上手くいくなんて私は考えていない。レディースを乗っ取ったばかりなのに、物事がそう簡単に進むはずはない。秋穂さんは勝ちに驕ってその辺りの慎重さを失っているのではないか。そういう不安が私の引退願望の一因となっていた。
 まあ、しかし。
「そんなに心配することはないわ」
 微笑を浮かべて私に語り掛けてくる秋穂さんを見ていると、なんとかなりそうな気がしてくる。
 私のレディース引退はもう少し先のことになりそうだった。



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