第三十三話・引退希望

女子高生レイプ小説
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学校であったエッチな羞恥体験談
 秋穂さんがレディースの実権を握ってから二週間が経った。夏姫が奴隷扱いされている情景は、当初こそ違和感があったものの、日が経つにつれ慣れてきた。とはいえ、やはりまだ微かな戸惑いは拭いきれないが……。
 冬子さんの妹であるというだけで好き放題に振る舞ってきた夏姫に対して、秋穂さんは一切の容赦というのものをしなかった。おそらく夏姫を虐げることで権力を誇示しているのだろうけれど、私情もたっぷり入っているに違いない。
 夏姫は、暴走族のセックスの相手を日常的にさせられるのはもちろん、レディース内でも一番の下っ端として扱われ、溜まり場の廃工場では常に全裸を強いられている。これまで我が儘いっぱいに過ごしてきた彼女には耐え難いことだろう。しかしどうしようもないことだ。逃げようとしたところでどこまでも追われるのである。夏姫が私に対してそうであったように。
 かつての夏姫の専横に、レディース内ではかなりの不満が堆積していたようで、最下層の奴隷となった夏姫を執拗に虐める者は何人もいた。彼女達が夏姫にしたことと比べれば、いつか私がさせられたようなオナニー芸なんて可愛いものだ。
 部活で夏姫をシゴいたためにレディースに拉致され、そのままこの世界に引きずり込まれてしまった三人の元奴隷などは、毎日のように全裸の夏姫にトレーニングをさせている。倒れるまで絞り上げた後で、足蹴にしながら罵倒するなんてことは日常茶飯事だ。素っ裸のまま小汚い地面に伏せって泣いている夏姫の姿には、さすがに同情を禁じ得ない。だからといって私がどうにか出来る問題ではないけれど。
 染みひとつなかった夏姫のお尻は、今や小さなヤケドの跡が点々と刻まれていた。以前は夏姫にヘコヘコと媚びへつらっていた人達が、クーデター後は一転して大きな態度を取るようになり、夏姫のお尻を灰皿代わりとして使うようになったせいだ。今まで煙草の吸い殻なんてその辺に捨てていたというのに、彼女達は気紛れで夏姫を呼んでお尻を突き出させ、無慈悲にも火のついた煙草を小さなお尻に押し付けるのだった。最初は恨み辛みからそのようなことをしていたのだろうが、今はもう虐め自体を楽しんでいるようにしか見えない。
 秋穂さんですら、手に入れた権力の行使に酔っているところがある。結局のところ、虐める側と虐められる側とが入れ替わっただけではないかと思えるのは、どうやらレディースの中じゃ私だけのようだった。
 このような雰囲気に耐えられず、この世界から足を洗いたい気持ちを秋穂さんに仄めかしてみたことがあるけれど、彼女は笑うだけで他に何かを言うことはなかった。一度だけなら許してあげるけど次にそんな戯言を口にしたら分かっているわね、といった意味が篭った笑みを向けられたような気がする。なのでそれ以来、私は引退の意志を表明することが出来ないでいた。もちろん私の考えすぎだという可能性はあるんだけど。

 クーデター時の怪我で入院していた冬子さんが、二週間ぶりに廃工場に戻ってくると、レディース内の夏姫の地位がひとつだけ上がった。冬子さんが最下層で、夏姫がそのひとつ上という位置付けだ。クーデター後に入院して二週間もレディースを離れていた分、冬子さんは夏姫よりも下の新人奴隷として扱われるというわけである。妹よりも下っ端にすることで冬子さんに屈辱感を味わわせようという意図があるのは明らかだった。いかにも秋穂さんのやりそうなことだ。
 工場では一番の下っ端は全裸が原則。内心はどうであれ、冬子さんは文句を言うことなく丸裸になった。入院している間に顔の腫れが引いたようで、左頬に湿布みたいなものが当てられていること以外は、すっかり綺麗な顔立ちに戻っている。
 美人でスタイルの良い冬子さんが、全裸の格好で背筋を伸ばしてスッと立っていると、なんだかモデルのように見えてしまう。しかし彼女は奴隷なのだ。周りの気紛れによって屈辱的な行為にも喜んで応じなければならない立場である。
「奴隷のくせに、なに澄ました顔をして立っているの、冬子。自分の立場を忘れてしまったのかしら? だったら私が思い出させてあげるわ。四つん這いになって、舌を出しなさい。それで、息を荒げるの。犬みたいにね。本物の犬のように演じられるまで終わらないから、そのつもりでね」
 特攻服姿のレディース達の中で、ブレザーの制服をきっちり着込んでいる秋穂さんが、冬子さんに上品そうな微笑みを向けていた。
 冬子さんは秋穂さんの言葉に従ってその場に這い蹲った。情けない犬真似をさせられては、さすがに彼女の美貌を持ってしても格好が付かなかった。
 剣道の有段者である冬子さんがもし抵抗したら、少し面倒なことになるだろうが、その心配はなさそうだった。妹を人質に取られているようなものなので、冬子さんがいくら強くたってどうしようもないのだ。

 全裸を義務付けられているのは序列最下位の奴隷だけなので、夏姫は衣服の着用を許可された。しかし他のレディースのように特攻服を着ることは許されなかった。彼女が身に付けたのは体操服とブルマだった。度の超えたトレーニングを課してきた元奴隷達が、これからも夏姫をシゴき抜くためにそのような格好をさせたのである。
「夏姫ぃっ!」
 大声で名前を呼ばれ、夏姫は全身をビクリと震わせた。それから慌てて声のした方に駆け寄っていった。
「気を付け!」
「は、はいっ!」
 廃工場の隅にあるソファでふんぞり返っている数人のレディースの前で、夏姫は緊張した面持ちで直立不動になり、彼女達の次の言葉を待った。まるきり体育会系の雰囲気だけれど、夏姫の視線の先には特攻服を着たレディースしかいない。
「遅せえよ、馬鹿! 呼んだら一秒以内に来いって言っただろ!」
 レディースの一人がソファに座ったまま夏姫の膝に蹴りを入れた。
「くぅ……」
 一瞬バランスを崩し掛けた夏姫だったが、なんとか直立の姿勢を保った。もうこれくらいのことで泣いたりはしない。この二週間、夏姫は彼女達に散々シゴき抜かれてきたのだ。
「アタシらが呼んでもタラタラやってくるほど偉くなったのかよ、夏姫」
「い、いえ……」
「下の奴隷が出来たからって、調子に乗ってんじゃないよ。お前は馬鹿だから、すぐ勘違いするんだよな」
「す、すみません」
 理不尽な言い掛かりに対して、否定することなく頭を下げる夏姫。奴隷に反論は許されないという絶対の決まりは、もう何度も彼女自身の身体に覚え込まされてきたことだ。夏姫には奴隷としての心得がすでにしっかりと染み付いていた。
「それじゃあ、なに? 全裸じゃなくなったからって、あたしらと同等になったつもり? 調子に乗ってんじゃないよ!」
「すみません、すみませんっ……」
 夏姫は怯えた様子で何度も謝罪した。少し前なら考えられないことだ。
「おい、灰皿!」
 煙草を吹かしていたレディースがそう言うと、夏姫は慌ててブルマとショーツを足の付け根まで下ろし、後ろを向いて小さなお尻を突き出した。
「ど、どうぞ……」
 レディースは躊躇することなく煙草の先端を夏姫の尻肌に押し当てた。火が消えると吸い殻をショーツの上に放る。
「やるよ、それ。最下位からブービーへの昇格祝い。有り難く受け取りな」
「あ、はい、ありがとうございます」
 半脱ぎのショーツに煙草を載せたまま夏姫は頭を下げた。
「んじゃあ、ブルマ、履けば?」
「え……」
「そのまま履けって言ってんの。アタシらの言うことに逆らう気?」
「い、いえ、すみませんっ……履き、ます……」
 戸惑いながら夏姫はブルマの両端に手を掛ける。
「う、うう……うぅ……」
「早く履けよ!」
「は、はい……」
 吸い殻の載ったショーツとブルマを夏姫は一気に引き上げた。夏姫の表情が歪む。股間に煙草を挟んでいるのだ。火が消えているとはいえ、まだ熱が残っているだろうし、不快感も相当なものだろう。
 こんなことに意味があるはずはない。気紛れ。お遊び。やられる方は堪ったもんじゃないけれど、夏姫はそれを享受しなければならない立場にあるのだ。
「夏姫。お前ずいぶん綺麗な体操服着てるね」
 レディースの一人が言い出すと、他の数人もすぐに同調する。
「ちょっと生意気なんじゃないの?」
「奴隷の着る服としちゃあ贅沢過ぎるよね。少し砂にまみれてみな、夏姫」
「わ、分かりました……」
 夏姫は地面に腹這いとなって、レディース達の様子を窺った。
「まだ足りない。もっと動けよ。とりあえず芋虫になって工場を一周してきな」
「はい……」
「声が小さい!」
「はいっ!」
 悲痛な声で返事をして、夏姫はずりずりと這い出した。
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