第二十九話・夏姫イジメその2

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「うっ……ひくっ、うくっ……」
 夏姫はのろのろと起き上がってベッドから降りた。震える手足を無理矢理動かしたような仕草でギクシャクしながら四つん這いになる。彼女は顔を真っ赤にして涙を流していた。
 姉がレディースの頭であることを良いことに好き放題してきた少女の末路だった。
「やっと言うことを聞く気になったみたいね。まずは、今までの態度を謝罪してもらおうかしら。何かにつけて私に突っかかってきたわよね? それを土下座して謝ってちょうだい」
「……っ……うう……」
 チラリと秋穂さんを見上げてから夏姫は下を向いた。
「…………」
 秋穂さんは無言でベルトを振った。さっきみたいに振り上げてから打ち下ろすのではなく、横薙ぎに払って夏姫のお尻を打ち据える。彼女は全裸なので、当然お尻は剥き出しになっている。新たな赤い線が夏姫の尻たぶに刻まれた。
 いきなりの衝撃に夏姫は悲鳴を上げることも出来ずその場にうずくまった。
「い、痛い、痛いっ……」
「それは可哀相ね。でも、あなたが悪いのよ? ちゃんと私の言うことを聞かないから。レディースの世界では、上の人間には絶対服従が原則でしょう? 奴隷のあなたが、総長の私の言葉に逆らって良いはずはないわ。許されないことをしたのだから、それくらいで済んだのは幸運と言っても良いくらいよ」
「ど、奴隷……? 私が、奴隷……?」
「そう、奴隷。それも最下層の。今日からあなたは、春香さんや他の奴隷よりも格下になるのよ。今まで自分がしてきたことをやり返されても、文句は言えないわよね。これからの生活は大変なことになると思うけれど、安心していいわ。あなたがしてきたこと以上の報復はさせないから。電球を突っ込まれてお腹を蹴ったりするよりも酷いことなんてされたら、さすがに死んでしまうかも知れないでしょう? だからその辺が限度だろうと思ったの。もっとも、死んだ方がマシだと遠からず思うようになるでしょうけれどね」
「そ、そんな、嫌よ……私が奴隷なんて、そんなこと……」
 夏姫は現実から目を逸らすのに必死で、痛みや恐怖に震えるのも忘れてしまっているようだった。端から見ていると滑稽なんだけど、今日を境にレディース内での地位が一変するのだから、彼女の反応も特別おかしなことではないのかも知れない。奴隷がどんな扱いを受けるか、夏姫は知り尽くしているのだ。
「嫌ならお姉ちゃんに助けてもらう? 残念ながら、冬子さんはお尻を犯されている真っ最中だから、あなたを助けるのはちょっと難しそうよ?」
「お、お姉ちゃん……」
 全裸で後ろから組み伏せられている冬子さんを見て、夏姫は愕然とした表情を浮かべた。
「お姉ちゃんの姿をよく見ておくことね。あなたもすぐに同じことをするのだから」
「え……?」
「お尻で男の人の相手をするのよ。物凄く痛いと思うけれど、頑張って我慢しなさい」
「い、嫌よ、そんなの嫌っ!」
 かぶりを振りながら声を荒げる夏姫。凄惨な姉の姿を見て正気付いたのか、すっかり茫然自失状態から立ち直ったようだった。といっても恐慌状態に近いものがあるけれど。
「そこまで嫌なら許してあげてもいいわ」
 その言葉に夏姫は顔を上げた。秋穂さんと目が合うと、すぐにまた俯く。
「顔を上げなさい、夏姫。しっかりと私を見るの」
 秋穂さんは夏姫の正面に立って言った。
「言うことを聞きなさい。それとも、また男に犯されたいのかしら? しかもお尻を」
「っ……!」
 夏姫は慌てて秋穂さんの顔を見た。
 四つん這いの夏姫と、仁王立ちしている秋穂さん。当然、夏姫は秋穂さんに見下ろされる形になる。それだけでも夏姫にしてみれば屈辱的なはず。しかも彼女は全裸なのに対し、秋穂さんはいつものブレザー姿だ。一目で立場の違いが分かる構図は、夏姫の自尊心をこれ以上ないくらいに傷付けていることだろう。
 秋穂さんの表情には優越感に満ちた嘲笑が溢れている。
 逆に夏姫は潤んだ瞳を揺らしており、いつ泣き崩れてもおかしくはない状態だ。秋穂さんと視線を合わせているだけでも相当に辛いのではないかと思う。
「……土下座」
 やがて秋穂さんがぽつりと言った。
「え?」
「そろそろ土下座をしてもらおうかしらね。今まで生意気な態度を取ってきて申し訳ありませんでしたと泣きながら謝罪するの」
「…………」
 夏姫は悔しそうに表情を歪めながらその場に正座した。震える手を地面に置き、ゆっくりと上体を前に倒す。ショートヘアが垂れて薄汚れた地面に着いた。
 私は固唾を呑んで目の前の光景を見守っていた。夏姫が全裸で土下座をしている。我が儘放題だったあの夏姫が……。
「違うでしょう?」
 土下座している夏姫に向かって秋穂さんは冷たく言い放った。
「そうじゃないでしょう? そんな中途半端で土下座と言える? 額を地面に擦り付けないでどうするの? そんなことくらい、あなたが分からないはずはないわよね? どうして額を綺麗にしたままでいようだなんて思ったの?」
「…………」
 夏姫は頭を下げた状態のまま固まっていた。
「答えなさい」
「そ、それは……」
「それは?」
「…………」
 また黙り込んでしまう夏姫。
 別に聞くまでもないことだろう。プライドが邪魔してそこまで吹っ切れなかったという単純な話だ。それでも秋穂さんはあえて夏姫の口からそれを言わせようとしていた。
「答える気がないのだったら、男の人を呼ぶしかないわね」
 秋穂さんはそう言って横を向いた。手の空いている男を捜している様子。もちろん演技だろう。最後には男に引き渡すにしても、まだまだ夏姫をこの手で虐めたいはずだ。
 夏姫はそれに気付かず秋穂さんの言葉をそのまま受け取ったようだった。
「い、言うっ、言うから!」
「そう。だったら、はいどうぞ」
「…………」
「夏姫。私は何をされても笑って済ませるほどお人好しではないのよ?」
「ま、まだ、奴隷になりきれていなかったから、抵抗があって……」
「あら、ようやく言えたわね。でも少し遅くはないかしら?」
「…………」
「謝ることも出来ないの? 奴隷なのに」
「…………」
 夏姫は唇を噛んで全身を震わせた。
 姉の庇護の元でずっと好き放題に生きてきた夏姫のことだ。誰かに謝るだなんてしたことはないに違いない。私や秋穂さんが考えている以上に夏姫は謝罪に抵抗を感じているのかも知れない。
「仕方ないわね」
 秋穂さんは肩を竦めて近くにいた男を呼んだ。
「夏姫のお尻が寂しがっているの。相手をしてあげて」
「ま、待って!」
 夏姫はとうとう観念してがっくりと項垂れた。
「ご、ごめん、なさい……」
 初めての謝罪。夏姫の肩は大袈裟なくらいに震えていた。
 秋穂さんは目を細めた。
「今さら言われても、遅いのだけれど?」
 言葉では突き放していても、その顔は笑っている。夏姫をさらに追い詰めようというのだろう。
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
 繰り返し謝る夏姫。
 何度目かになってようやく秋穂さんは男を下がらせた。いったん下がらせるだけで、またすぐに男の出番はある。男もそれが分かっているのだろう。にやにや笑いながらあっさりと引き下がった。
「それじゃあ、ちゃんとした土下座をしてもらおうかしら。それと、言葉遣いにも気を付けることね。馴れ馴れしい言葉が許されるのは今この瞬間までよ。分かったら、返事」
「…………は、はい」
 秋穂さんは満足そうに頷いた。
「じゃあ、いいわよ。土下座をしても」
「はい……」
 夏姫は再び頭を下げた。今度はしっかりと額を地面に着ける。
 秋穂さんは夏姫の後頭部に右足を乗せた。靴は履いたままだ。靴の裏に付いていた土が、パラパラと夏姫の頭髪に落ちていく。
「く、うっ……っ……」
 ほっそりとした小さな身体が屈辱に揺れ動いた。
 彼女の身震いを止めようとしているかのように、秋穂さんは右足に体重を掛けていった。前屈みに近くなった秋穂さんの体勢を見れば、彼女が一切の手加減をしていないことが分かる。
「謝罪の言葉はまだかしら?」
「……す、すみませんでした」
「顔、上げてもいいわよ」
「は、はい……」
 夏姫はおずおずと秋穂さんを見上げた。
「もうちょっと泣き叫ぶかと思ったけれど、意外に早く屈服してくれたわね」
 秋穂さんの言葉に夏姫は目を伏せようとする。
「視線を逸らさないで」
「…………」
「返事」
「……はい」
 夏姫はたじろぎながらも言われた通りにした。瞳に溜まった涙が今にも溢れ出しそうになっている。さっき頬を流れていた涙はもう乾いているけれど、この分ではそのうちまた頬を濡らすことになるだろう。
「そんなに泣きそうな顔をしなくてもいいのよ。我慢することはないわ。泣きたいのなら、そうしなさい」
「…………」
「あのね、夏姫。私は泣きなさいと言っているの」
「あ、はい」
 返事をしたものの、簡単に涙を流せるはずはない。たとえ泣きそうな状態であっても、泣けなんて言われたらむしろ泣きにくくなるだろう。
「もういちど男を呼びましょうか? 今度はもうあなたが何をしたところで男を下がらせる気はないわよ。彼の方だって、そう何度も無駄足を踏まされたら、黙ってはいないでしょうしね」
「い……う、泣きます……」
「別にいちいち宣言なんてしなくてもいいわ。あなたはただ、私の言葉に従って泣き顔を晒せばいいの」
「……うぅ……ぁぅ……」
 夏姫の肩がヒクつく。しかしまだ泣き出すまでにはいかない。さっきまで散々泣いていたけれど、秋穂さんに見つめられたまま、顔を背けるどころか目を合わせ続けていなければならない状況では、やはりそうそう感情を解放出来るものではないようだ。
 とはいえ、さすがにいつまでもそんな不安定な状態が続くことはなかった。肩が何度か大きく上下したと思ったら、夏姫はいきなり声を上げて泣き始めたのだ。
「うう、うくっ……ひっく……うっ、うああぁ、あぁっ!」
 夏姫は秋穂さんに顔を向けたまま、頬を引きつらせ、涙をポロポロと零した。鼻からは僅かながら鼻水が垂れていた。限界まで我慢していた分、決壊した時の勢いが強くなってしまったらしい。
「醜い泣き顔ね。まあ、本気の勢いで泣き出したら、どんなに可愛い顔をしていても無意味なんだけれど」
 秋穂さんの言葉が夏姫に突き刺さる。
「あああ、うっ、うぐ、ひくっ……ああっ、ああぁっ……!」
「もういいわ。見ていて気持ちの良いものではないし、泣き止んでちょうだい」
 いくら秋穂さんが命令したところで、いちど爆発してしまった夏姫の感情がすぐに収まることはなかった。
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