第二十五話・夏姫レイプ

女子高生レイプ小説
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学校であったエッチな羞恥体験談
 歩み寄ってきた男は夏姫の腕を掴み強引に私から引き離した。
「い、嫌っ……離してっ……!」
 まるで普通の女子中学生のように夏姫は掠れた悲鳴を上げた。声だけ聞いていたら、何の罪もない少女が哀れにも襲われているみたいだ。哀れなのは確かだけれど……罪はある。犯されたくらいじゃ文句は言えないくらいの罪。夏姫が傷付けてきた女の子の数は両手の指でも足りない。私のように奴隷にされた子だけでなく、町中で絡まれた子も加えたら、とんでもない数になるだろう。
 前に私を連れて夏姫が恐喝した女子中学生のことを思い出す。全裸にされ、モップを使ってお尻の穴での自慰を強要された少女。血が滲んでいたけれど、今はもう大丈夫だろうか……。
 たとえ肛門裂傷が完治していたとしても、心の傷の方はどうにもならないだろう。今でも思い出すだけで泣きたくなるくらいの出来事だったはず。少女はずっとそのことを引きずっていかなければならないのだ。それほどのことを夏姫は私の目の前でやって見せた。きっと今まで何度も繰り返してきたことなのだろう。この場でレイプされたからといって、まったく釣り合いは取れない。百回くらい犯されて丁度良いくらいだとすら言える。
 とはいえ……。
「うっ……ううっ、やめてっ……っ……!」
 男に引き倒されて地面の砂と埃にまみれながら泣いている夏姫を見ていると、やはり私は何とも言えない憂鬱な気分になるのだった。
「おう、夏姫。面倒臭ぇのは無しにしようぜ。さっさと服脱げよ」
 男は夏姫を見下ろしながら尊大に言い放った。
「ひっく……ううぅ、うっ……」
 夏姫は地面に倒れたまま横向きになり身体を丸くしていた。嗚咽を漏らすばかりで服を脱ぎ始める気配はない。ついさっきまで私の膝の上で寝ていたので、正確に状況を把握出来ていないというのもあるだろうが、とにかく泣いてばかりで何もしようとしない。
 この醜態が夏姫の精神力の限界を示している。冬子さんならば、たとえ犯されようとも毅然としているのではないか。そう思い目を横に向けてみる。
「…………」
 私はすぐに視線を戻した。冬子さんは未だ総長に痛め付けられているようだった。殴る蹴るの暴行の真っ最中。もう冬子さんの身体はほとんど動いていないようだったけれど、そんなことはお構いなしだ。一瞬しか見ていないので曖昧なことしか言えないが、どうもかなり顔が腫れ上がっていたような……。もういちど確認する気にはなれない。凄惨な光景に一秒と見ていられなかった。これ以上は御免だ。
「脱げっつってんだろうがよおぉっ!」
 目の前の男が大声を張り上げた。私は驚いて上半身をビクリと震わせた。
 夏姫の驚きもかなりのものだったようで、嗚咽がピタリと止まる。声帯を含めた全身を強張らせているらしい。
 ひょっとしたら怒声を浴びせられるのはこれが初めてなのかも知れない。少なくともレディース内には夏姫を怒鳴り付けるような人はいなかったし、戦闘員ではないので抗争に参加することもなかっただろうし。
 だとしたら、硬直してしまう夏姫の気持ちは少し分かる。ちょっと前の私がそうだった。真面目な優等生の私は、親にも教師にも本気の勢いで怒られたことはない。そこへ来ての暴走族による集団レイプ。あの時は男達が恐ろしくてならなかった。とにかく恐くて恐くて仕方なく、男が声を荒げるだけで漏らしてしまいそうだった。今の夏姫がおそらく当時の私と同じ状態なのだろう。
「素っ裸になれって言ってんのが聞こえねえのかぁっ?」
 男は夏姫の特攻服に手を掛けた。胸元部分を力任せに引っ張って、サラシに巻かれた上半身を露出させる。ほっそりとした肩。まともに喧嘩なんてしたこともないであろうことが一目で分かる身体だった。姉の冬子さんもそれなりに細身だけど、上背があるからあまり華奢な感じはしない。夏姫の方は背も低いので、本当にただのか弱い中学生にしか見えない。
「まだまだガキだな。まあ顔は悪くねえからいいか」
 勝手なことを言って男はサラシを引き下ろした。元々適当に巻いていただけのようで、簡単に緩んで胸から落ちてしまう。
 小振りの乳房が男の目に晒される。まだ大きくなり始めたばかりらしく、膨らみの範囲が小さい。乳首の周辺がぽっこりと膨らんでいる。胸の膨らみが乳房全体に波及していく途中なのだろう。中学生としては成長が遅い方だと思う。小学生だと言っても通るくらいだ。
「ひいぃいっ!」
 夏姫は引きつった声を上げながら手で胸を隠した。みるみるうちに顔が赤くなっていく。
「テメエ、なに隠してんだ!」
 男は……。男は事もあろうに、夏姫の顔を殴り付けた。恥ずかしがって胸に手をやるのは女の子として当然の反応だというのに、一体なにが彼をそこまで激昂させるというのか。私にはとても理解出来ない。
 殴り飛ばされて夏姫は地面に這い蹲った。
「む、ぐ……」
 四つん這いの状態で呻き声を上げている。どうも様子がおかしい。
「あー? 何だっつうんだよ、おめえはよぉ?」
 必死に顎を押さえている夏姫に、男も訝しげな目を向けた。
「あ……」
 まさかという思いがよぎり私の口から小さな声が漏れた。
 もう一度よく夏姫を見てみる。
 やっぱり、そうだ。彼女の顎は不自然なまでに下がっていた。したたかに殴られて顎が外れてしまったのだ。手で顎を支えているものの、自力で戻すことなんて出来るはずもない。限界を超えているとしか思えないほど大口を開けたまま夏姫は呆然としていた。とても痛そうだ。泣くのも忘れて目を見開いているくらいだから、相当な激痛が走っているのではないかと思う。満足に喋ることの出来る状態なら絶叫を上げているかも知れない。
「そっかそっか。顎が外れちまったかー。弱えなあ、おい。少しは体鍛えろよなぁ」
 自分が招いたことであるにも拘わらず、男は他人事のように頭を掻いた。ヤレヤレとでも言いたげな表情。このまま放置しておくつもりだろうか。だとしたら夏姫は思わぬ形で貞操の危機を脱したことになる。
「仕方ねえなあー……」
 私の予想に反して、男は夏姫のすぐ横にしゃがみ込んだ。左手で夏姫の頭頂部を掴み、右手で夏姫の顎を下から触り……。
「よっと」
 軽い掛け声と共に男の両手が距離を縮めた。必然、夏姫の顎が押し上げられる。
「っ……っふ……くふっ……!」
 夏姫は整った顔立ちを崩して思いっ切り顔を歪めた。とんでもない痛みが夏姫を襲っているのは想像に難くない。
 なんてことを……。格闘技か何かの関係で多少の知識はあるのかも知れないが、外れた顎を嵌め直すだなんて、素人がやっていいはずはない。医学知識に基づいているわけじゃないから、本来よりも苦痛が大きかった可能性も大いにある。失敗していたらどうするつもりだったのだろう。下手なことをしたら後遺症が残ってもおかしくはないのに。
 どう考えてもまともな人間のすることじゃない。
「おおっ! 上手くいったじゃねえか。適当にやっても漫画みたいに嵌められるもんなんだな」
 男は本気で驚いているようだった。どうやら近しい知識すら持ち合わせてはいなかったらしい。
「これで問題はねえな。よし、ヤるか」
「…………」
 私は背筋にヒヤリと悪寒が走るのを感じた。
 最近まで言い寄っていたという夏姫のことを、この男は欠片も心配なんてしていないのだ。気にしているのは、自分が気持ち良くなれるかどうかだけ。強姦を続行するためには、夏姫の身体を危険に晒すことも全く厭わない。最初から頭では分かっていたことだけれど、こうまで見せ付けられると、他人事ながら恐ろしくなる。
 当の夏姫からしたら尚更だろう。男が鬼にも見えるに違いない。
「あ、ああっ……ああぁっ……!」
 夏姫の目からボロボロと涙が零れ落ちる。顎を嵌め直された直後だからか、悲鳴を上げようとはしないが、その分の涙を流そうとでもしているかのように大量の雫が頬を伝い続ける。
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