第二十話・クーデター前夜

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 駅前のカラオケボックスの一室で、私は縮こまるようにして椅子に腰掛けていた。普段ならとっくに眠っているような時間だ。
 周りには、ガラの悪い男達が五人。彼らの顔にはいくらか見覚えがあった。たった一度会ったことがあるだけだが、忘れたくても忘れることは出来ない。初めて夏姫に廃工場へと連行された日、私は彼らによって、散々好き勝手に輪姦されたのだ。思い出すだけでも身の竦む思いがする。
 カラオケボックスには、男が五人いるのに対し、女はセーラー服とブレザーの少女が二人しかいなかった。私と、秋穂さんだ。明らかに男女のバランスが取れていなかったが、別に合コンをしている訳ではないので、それは大した問題じゃない。私と秋穂さんが今ここにいるのは、そんなお気楽な理由ではない。
 男達が隣に座って無遠慮に私の肩を抱き寄せてきたりすると、私はそのたびにビクついて身体を震えさせた。彼らは私の反応を面白がって、下品な笑い声を上げるのだった。
 まさかいきなり襲い掛かってきたりはしないだろうが、男達に囲まれているという状況のせいで、輪姦された時の記憶が蘇ってしまい、背中に冷や汗が流れた。
 ここでの私の役割はすでに終わっている。私は男達のボスに顔を見せに来ただけなのだ。挨拶を済ませた今は、何もせずにただ座っていればいい。そう秋穂さんから言われていた。けれど、それでも全身が強張るのを止めることは出来なかった。ただ彼らの近くにいるというだけで落ち着かない。
 男達はいずれも暴走族の幹部だった。クーデター計画を成功させるためには、彼らから全面的な協力を取り付けなければならない。
 私から少し離れたところに座っている男の足元には、秋穂さんが媚びるような笑みを浮かべながら跪いていた。
 このカラオケボックスに来る前に、何をすることになるのかは彼女からある程度聞いていたけれど、しかし実際、秋穂さんが男に媚びている光景を見るのは辛かった。私は勝手な思い込みによって、秋穂さんは男達を手の平の上で思い通りに操っていると、根拠のないイメージを抱いていたのだ。それが幻想だと分かり、私は少なからずショックを受けてしまった。しかし考えてみれば当然のことだ。頭のキレひとつで奴隷から幹部にまで上り詰め、レディース相手に容赦のない責めを加え、特攻隊長や総長の妹にも全く臆することのなかった秋穂さんといえども、全てを思い通りに出来るわけではない。男達を上手く利用することは可能でも、何の見返りも与えずに扱き使うことなど不可能だ。少なくない額のお金を譲り渡したり、レディース内の総長以下主要幹部の身体を好きにさせるという約束をする等、秋穂さんも相応の担保を用意してはいるが、男達がそれだけで満足するはずはない。
 交渉を重ねているうちに男達の目が秋穂さんの美貌に向いたのは当然の成り行きと言えた。秋穂さんは彼らの要求を受け入れた。それはもうだいぶ前のことで、今まで数え切れないほどの男に抱かれてきた、らしい。拒めばレディースへの反攻計画が潰れるだけじゃ済まない。レディースの総長・冬子さんにバラされる事態すら有り得る。それを避けるためにも泣く泣く股を広げざるを得ないだろう。
 もっとも、秋穂さんならクーデターを決意した時からそうなることは予想出来ていただろうし、覚悟もしていたはず。私なんかには想像も付かないほど屈辱的な行為をさせられることもあっただろうに、秋穂さんは嫌がる素振りを一切見せず、憎きレディースを壊滅させるために男達を満足させてきたのだった。
 今もこうして秋穂さんは男達からの呼び出しに応じ、カラオケボックスでフェラチオ奉仕を行おうとしていた。クーデター決行前夜。名目上は襲撃手順の打ち合わせだが、男達の目的が別にあるのは明白だった。有り余る性欲を満たしたいだけ。それでも秋穂さんは微笑を浮かべて男の足元に膝を着いた。
 秋穂さんが相手をしているのは、二メートルはあるのではないかと思えるほどの大柄な男だった。彼は暴走族の総長で、仲間達からは笹山と呼ばれているようだった。彼の性格は粗野という一言で表せる。同席している幹部達は笹山の機嫌を損ねないように気を遣っていた。それが部外者の私にも一目で分かってしまうくらいなんだから、普段から笹山の言動がどれほど荒々しいかが分かろうというものだ。
 彼をレディース乗っ取りに荷担させるために、秋穂さんがどれほどの心血を注いだか……。想像するだけでも頭の下がる想いがする。
「お前にチンポを咥えさせるのは久しぶりだな。嬉しくて堪らないだろう?」
 笹山はソファにふんぞり返りながら秋穂さんを見下していた。
 その尊大な態度に対し、秋穂さんは微笑を顔に張り付かせて頷いた。
「ええ。最近は忙しかったせいで、なかなか総長にお会い出来なくて、とても寂しかったわ。今日は貴方が満足するまでご奉仕させてね?」
 胸の内は屈辱に染まり切っているだろうに、彼女の様子からはそんな心情なんて微塵も読み取れなかった。
 笹山はどこまでも傲慢で、秋穂さんが本当は何を考えているか、少しも考えてはいないようだった。営業スマイルで気を良くするようでは底が知れている。あれならば安心だろう。頭の足りなさそうなあの男が秋穂さんの本心に気付くことなど万に一つも考えられない。
 暴走族のボス・笹山は、私の見る限りレディースの総長・冬子さんよりも遙かに小物だった。比較にならないほど威圧感やカリスマ性が不足している。おそらく彼は腕力のみに頼って成り上がってきたのだろう。彼から滲み出ている雰囲気からは、知性の欠片も感じられなかった。
 しかし強い。彼が戦っているところなんて見たことはないが、嫌でも分かってしまう。喧嘩において最も重要なのは体格であり、彼は充分すぎるくらいそれに恵まれているのだ。笹山の腕には鋼のように硬そうな筋肉が異様なまでに盛り上がっていた。もしかしたら薬か何かで増強しているのかも知れない。他の男達もかなりの大柄だが、彼らと比べても笹山の身体は一回りほど逞しかった。
 頭が弱いという欠点を補い、暴走族の総長になれるほどの力。とてもじゃないが女では太刀打ちすることは出来ないだろう。このまま笹山が離反さえしなければ、レディースの武力制圧は成功したも同然だ。
 冬子さんだってレディースの頭になるくらいだからもちろん強い。話に聞いた範囲でしか知らないが、冬子さんが木刀を持ってタイマンに望めば、レディースの世界に敵はいないという。
 うちのレディースで一番体格が良いのは特攻隊長だけど、一対一では冬子さんに勝てないらしい。チーム同士の数十人規模の乱戦だと、金属バットを振り回す特攻隊長が毎回のように最大の戦果を上げる。次々と相手を殴り倒すその姿には鬼気迫るものがある、らしい。けれどその特攻隊長でも、冬子さんには勝てない。冬子さんの背はそこそこ高いが、どちらかと言えば細身だ。でも彼女にはそれを補ってあまりある能力があった。剣道。ただ腕力に物を言わせることしか出来ない特攻隊長とは違い、冬子さんは人間を叩きのめすための効率的な手段を持っている。もちろん、武道や格闘技の心得があるものはレディース内にも他に何人かいるが、こんな世界に入ってくるような半端な人種がそう長く稽古を続けられるはずもない。小学生の頃からずっと剣道を続けてきた冬子さんがこの世界で頭角を現すのは当然のことと言えた。タイマン最強と言われる「技」の冬子さんと、乱戦で真価を発揮する「力」の特攻隊長は、レディースの世界では恐怖の象徴となっていた。
 だけどそんなのはどうでもいいことだ。クーデター計画には何の関係もない。いくら強いといっても、所詮は女の中での話なのだ。秋穂さんの目の前にいる男からしたら、何の脅威にも感じられないだろう。冬子さんが本当にレディース最強だとしても、笹山相手では手も足も出ないに違いない。カリスマ的なリーダーを気取って澄ましている冬子さんが、自分の無力さを思い知って屈辱に咽ぶ姿なんて、あまり想像出来ないけれど……。まあそれは明日になれば間近で目にすることになるだろう。
 もしかしたら、笹山ひとりでレディースを壊滅させることだって可能かも知れない。
 いや、さすがにそれは無理かな……。五人もいればなんとでもなるだろうけれど。
 このカラオケボックスにいる男の数は五人。クーデター時に実際に動く人達だ。
 手を貸す際の条件について、すでに折り合いが付いているはずなのに、彼らは何だかんだと理由をこねて秋穂さんをここに呼び出したのだった。
 私は顔見せのために付いてきただけではあるけれど、なんだか男達にちょっかいを出されそうで気が気ではなかった。
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