第十五話・クーデター計画その2

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「直属の部下に武闘派がいない秋穂さんがクーデターを実行するには、よほど周到で綿密な根回しが必要なはずです。だから、使える参謀は一人でも多い方がいいのではないでしょうか?」
 私の話を秋穂さんは黙って聞いていた。
 はっきり言って、確証はない。秋穂さんがクーデターを全く考えていなかったとしても、私は嘆きこそすれ驚くことはないだろう。
 でも、秋穂さんはおそらくレディースを引っ繰り返してやろうと思っているのではないかと、私は考えていた。
 なぜなら……。
「私の真意はとりあえずおいておくとして、なぜ私がクーデターを画策していると思ったのかしら?」
 秋穂さんは当然の疑問を口にした。  確かにそこは気になるところだろう。クーデター計画が本当に進行しているのならば、どうして私がそれを察知したのかは重大問題だし、計画自体がなかったとしても、どこからそんな話が出てきたのか把握したいのは当たり前の話だ。
「なぜなら……私も秋穂さんと想いは同じだからです。私が秋穂さんの立場なら、きっとそう考えると思ったんです」
「それだけじゃないわよね?」
「ええ。あまり多くの部下を持とうとしていないのが気になったんです。少数精鋭の方が動き易いというのは本当でしょうけど、それでも普通はもっと戦力を増やそうとするはずです。人数は力です。戦争を起こす時だけでなく、組織での立ち位置や発言力も部下の数が大きく影響します。秋穂さんがそれでも敢えて少数精鋭を貫く理由を考えたんです」
「……それで答えが出たのかしら?」
「はい」
 私が頷くと、秋穂さんは口元に手を当てて小さく笑い声を漏らした。
 その優雅な笑みが何を意味するのか、私には見当も付かなかった。ただただポーカーフェイスを押し通して、自分の評価を上げる努力をするしかない。
「聞かせてもらえる?」
「はい。クーデター後の体制を考えてのことではないかと思います」
「……というと?」
「秋穂さんの運命を懸けた大勝負に協力した者には、当然ながらそれなりの見返りが必要になります。見返りは主に新体制における地位になるでしょう。その時にクーデターの貢献者がたくさんいたら邪魔になるのでは、と……」
「確かにその通りね。でも、直属の部下が片手で足りるくらいしかいない私に、クーデターなんて大それた真似が出来るのかしら?」
「内部抗争において、所有する武力が心許無い場合に取れる効果的な手段が、ひとつだけあります」
「それは?」
 なんとなくだけど、秋穂さんの表情が厳しくなっているような気がした。
 しかしここで怯む訳にはいかない。
「内部に武力がないのならば、外部から引っ張ってくればいいんです」
「なるほど。具体的に言うと?」
「同盟勢力からの援軍です。相手に有利な協定を結べば、一方的に援軍を送らせることも不可能ではありません」
「それで、具体的にはどの勢力と組めばいいのかしら?」
「え……?」
「まさか、そこまでは考えていなかったと言うつもりではないわよね?」
「…………」
 考えてなかった……。
 そもそも、レディースに入って日の浅い私は、まだあまりこの地域の細かい勢力図なんて分かっていない。どこのレディースが強くて、どこのレディースと友好的かなんて、詳しいところまで想像できないんだけど……。
「よく考えてみなさい。貴方なら予想できないなんてことはないはずよ」
「は、はい……」
 まだ私を見捨てる気はないようだ。
 私は舌を動かしながら必死に考えを巡らせた。
「え、えっと、うちのレディースはすっごく強くて……周辺のいくつものレディースと抗争を繰り広げているから、けっこう今の総長は恨まれているはずですけど……でも、かといってその辺のレディースを味方にしたところで、あんまり勝ち目があるようには思えないので、多少遠方の地域のレディースにコンタクトを取ることになるかと……」
 もはや狼狽しているのは隠しようもなかったが、取り繕っている暇はない。秋穂さんが私なら分かると言った以上、その期待に応えなければ私の未来はないのだ。
 オロオロしている私に、秋穂さんが優しい笑みを向けながら問い掛けてくる。
「隣街のレディースも今は内部抗争の真っ最中で、援軍を出す余裕はないし、国道沿いを根城にしているレディースは平和主義で、余所には手を出さない方針なのよ。もっと遠くに目を向けるべきなのかしら?」 「い、いえ……あまり遠くなると、相手にメリットを提供することが出来なくなりますし、協定が成立したとしても、戦略的な問題が出てくるのではないかと……」
「そうよね。それに、遠方のレディースという答えでは、全然具体的ではないわ。春香さん、貴方も知っているはずよ。うちのレディースを潰せるくらいの戦力をもっている集団を」
「集団……」
 その物言いは少し引っ掛かる。
 レディースではないのだろうか?
 しかも、私が知っているはずの集団となると……。
「あ、そっか……」
「ようやく気付いたみたいね」
「す、すみません」
「くす、いいのよ。ギリギリ及第点といったところかしら」
 上流階級のお嬢様みたいに、秋穂さんはくすくすと気品に溢れた笑い声を上げた。
 どうやら、秋穂さんの圧迫面接を無事に通過したらしい。
 クーデター計画も本当に存在しているようだ。
「で、でも、あの暴走族に協力してもらうというのは、ちょっと……」
 夏姫に言われて私を輪姦した暴走族。秋穂さんは彼らを利用してクーデターを行おうとしているのだ。それについては少なからず思うところがなくはない。
「私も彼らのことは好きではないわ。貴女と同じく、ね」
「…………」
 そうだ。秋穂さんもあの暴走族に輪姦されたことがあったはずだ。
 幹部としての姿しか見ていない私には信じられないが、秋穂さんも最初は奴隷として強制的にレディースに入れられたのだ。
「彼らはどうやら私のことを気に入ったようでね……奴隷時代はよく呼び付けられたわ」 「…………」
「レディースの幹部になってからは、さすがにそんなこともなくなったのだけど、今でも関係を続けている男が一人だけいるの」
「え……? す、好きだからですか?」
「まさか。クーデターのため、それだけよ」
 秋穂さんは自嘲気味の笑みを浮かべた。
「その男は最近、暴走族の頭になってね。今は族の掌握に尽力しているところよ。それが落ち着いたら、こちらのクーデターに手を貸してもらうことになっているわ」
「…………」
 レディース内で目覚ましい功績を上げて出世している間にも、秋穂さんは将来を見据えて着々と手を打っていたようだ。
 やはり私とは格が違うらしい。
「でも、えっと……その人との関係はずっと続けていくんですか?」
「一時的に利用するだけよ。いずれは彼らにも、それなりの報いを受けてもらうわ」
「報い、ですか……」
「当然よ。彼らは数え切れないほどの女性に手を掛けてきたのよ? 許されるべきことではないわ。私がレディースの総長になって、この地域一帯の勢力を取り纏めたら、必ず自分たちの所業を後悔させてあげるわ」
「…………」
 まさか暴走族にまで復讐の目を向けているとは思わなかった。  私は犯されてから男が怖くて仕方なくて、とても復讐しようなんて気にはならなかった。
 けれど秋穂さんは、ただ怖がっていただけではなかったのだ。
「これからは私と一緒に行動してもらうわよ、春香さん」
「は、はい」
「夏姫には私から言っておくから、安心して。多少はごねるかも知れないけれど、あの子は単純だからどうにでもなるわ」
「は、はあ……」
「それと、言うまでもないことだけど、一応は確認しておくわね。今話したことは、誰にも言っては駄目よ?」
「はい」
「事前に話が漏れれば全てが終わりよ。私はもちろん、貴方だってどんな目に遭わされるかは分からないわ」
「は、はい……」
 冷静に考えれば、秋穂さんはとんでもないことをしようとしているのではないだろうか。
 総長と特攻隊長と夏姫を潰し、自分が総長になる。
 確かにそんな計画が露見すれば、壮絶なリンチが待っているのは間違いない。
 死ぬほどボコボコにされて、秋穂さんの綺麗に整った顔が二目と見られないくらいに変形し、パンパンに膨れ上がってしまうだろう。さらに涙と涎と血でグチョグチョになったその顔を馬鹿にされながら、私の時のように一晩中輪姦されてしまうのだ。
 いや、一晩で済むだろうか?
 殺されたっておかしくはないのではないか……。
 夏姫にそこまでの度胸はないだろうが、あのキレやすい特攻隊長あたりが金属バットで殴り殺してしまうことも有り得なくはない。
 その場面を想像すると、背筋にゾクッと寒気が走った。
 クーデター計画が失敗に終われば、秋穂さんには悲惨な末路が待っているのだ。私だってどうなったとしてもおかしくない。
 けど、それでも私は、秋穂さんに付いていくことに迷いはなかった。
 クーデターを成功させれば何の問題もない。  夏姫も、特攻隊長も、他のレディース連中も、他人に蹂躙されるということがどういうことなのか、一度その身体で味わってみればいい。ボコボコにされて輪姦されるべきは、彼女達のほうだ。  まだ会ったことはないけれど、このレディースを率いている総長にも相応の報いを受けてもらわなければならない。
 私は恐怖心を振り払うようにして復讐の炎を心に灯した。
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