第五話・電気責め

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 リモコンには、OFF・弱・中・強と4つの目盛りがある。今はOFFだ。
 私はスイッチを『弱』に入れた。
「ぐっ、ぎぃっ!」
 葵ちゃんが低い声を上げる。
 『弱』とは言っても、本当に微弱な電気というわけではない。電気責めとしての『弱』である。拷問として成立する程度の電気は流れている。葵ちゃんは、今、耐え難い苦痛に襲われていることだろう。
 電気責めの恐ろしさは、それを体験したことのない人にはなかなか分からないだろうが、静電気の感触を思い出してもらえれば、少しは想像の手助けになると思う。金属製のドアノブに触れた時に指先に生じる、あの不快感。あれを十倍にして、しかも一瞬ではなく、数秒間に渡って体感するとしたら、どうだろうか。とんでもない苦痛であることは、誰しも理解できるだろう。しかも、実際は十倍どころじゃないわけで。
 リモコンを『弱』にした瞬間から、葵ちゃんは顎を上げ、腰を浮かし、背中を伸ばし、胸を張り上げ、顔を天井に向けていた。ブリッジをしながら照明を見たいという欲求に駆られたわけではもちろんないだろう。電流に突き動かされて、自然と身体が弓形になろうとしているのだ。反射的な動作に過ぎない。

 3秒ほど待ってから、私はスイッチを『OFF』にした。
 すると、葵ちゃんの身体が一気に脱力した。浮いていた尻が椅子に落ち、逆反り気味になっていた背中が元に戻る。
 全く動かなくなってしまったので、気絶でもしたのかと思ったが、葵ちゃんは、いきなり大きく息を吸うと、目一杯吐き出し、その後、慌ただしい呼吸を繰り返すようになった。
 俯き加減なので、表情は読めない。
「どうだった? 葵ちゃん。電気責め、気に入ってくれた?」
 優しく語り掛けてあげたというのに、葵ちゃんは、無礼にも私を無視して、必死に息を吸ったり吐いたりしていた。
「どうだったって聞いてるじゃないの」
 私は葵ちゃんの髪を掴んで引き上げた。それでようやく彼女の顔が見えた。葵ちゃんは涙をぼろぼろと零していた。
「気に入ってくれた?」
 再度の問い掛けに、葵ちゃんは何度も頷いた。
 もちろん、本当に電気責めを気に入ったわけではないだろう。私の意に沿わない反応をすれば余計に酷く責められるから、仕方なく頷いているだけだ。まあ、もっとも、頷いたからといって電気責めが終わるわけではないのだけど。どちらにしても拷問は続く。それもまた葵ちゃんは承知していることだろうが、少しでも私の機嫌を損ねないようにと考えて、必死に頷いているのだ。
 そうした葵ちゃんの心情を想像すると、彼女のことがますます可愛らしく思えてくる。可愛くて可愛くて、もっと苛めたくなる。
「頷くだけじゃ分からないじゃないの。それだと、私の質問を肯定しているのか、あるいはただ単になんとなく首を縦に振りたくなっただけなのか、区別がつかないでしょ?」
 葵ちゃんは、慌てて口を開いた。
 しかし彼女が言葉を発するより早く、私はリモコンのスイッチを動かした。今度は『弱』ではなく『中』だ。
「……っ……!」
 開いていた口からまともな声が出てくることはなかった。言葉になっていないだけじゃない。悲鳴にもなっていない。そもそも声が出てこなかった。
 葵ちゃんは、『弱』の時と同じように、少しだけ腰を浮かせ、背中を反らした。しかし同じだったのは最初の1秒か2秒の間だけだった。
 ただ身体を弓形にしていた『弱』の時とは違い、両手両足が勢い良く暴れ始めたのだ。手足は椅子に縛り付けられているので、その動きは極めて限定的だが、拘束を引き千切りそうな勢いがあった。
 5秒くらいして、葵ちゃんはオシッコを漏らした。身体を滅茶苦茶に動かしているものだから、オシッコは不規則に飛び散っていった。それはまるで、ホースを振り回しながら蛇口を捻った時のようだった。

 スイッチを切ると、葵ちゃんの身体は一気に力を失い、ぐったりとしてしまった。死んでいるようにも見えるが、ほんのわずかに胸が上下している。弱々しい呼吸ながら、一応はまだ生きているらしい。
 彼女の全身には汗が浮かび上がっていた。ついさっきまで汗はひいていたはずだから、たった数分の電気責めでこうなってしまったということになる。電気責めはそれほどまでに苛酷なのだ。
 疲労困憊の葵ちゃんは、閉じていた目を恐る恐る開けて、私を見た。何かを言おうとしているけれど、電気責めの影響で、口が思うように動かないらしく、金魚のようにパクパクと開閉させているだけだった。

 私としては、これでもう許してあげても良いかという気になっていたのだけど、しかしまだ『強』を試してはいないので、ついでだから最後までやることにする。葵ちゃんには気の毒なことだとは思うが、私は何事も中途半端じゃ気が済まない性格だから、仕方がない。どうしようもないことだ。
 リモコンを、目盛り最大まで押し上げる。
 直後、葵ちゃんの腰が、これまでとは比較にならないくらい高く跳ね上がった。
 手足を縛られた状態で、無理やり窮屈なブリッジをした彼女だが、それでもなお腰をさらに突き上げようとしていた。
 総身に滲んでいた生汗が、激しい動きによって、次々と肌を伝い、流れていく。
 葵ちゃんは絶叫した。数秒前は舌が痺れて喋ることもできない様子だったのに、不思議なこともあるものだ。
 まあ、このパターンは別に葵ちゃんが初めてというわけではない。『弱』の時から絶叫する子もいれば、『中』で初めて絶叫する子もいる。『強』になってようやく絶叫する子もいるし、最後までろくに声を上げない子もいる。今回は3番目のパターンだったというだけの話だ。
 どの子が強くてどの子が弱いなんて話ではない。たまたまそういう反応を示したってだけ。これまでの女の子たちのタイプと反応を思い返してみても、特に傾向らしい傾向は見当たらない。
 葵ちゃんが『弱』と『中』で悲鳴を上げなかったのも、電気ショックで舌が引っ込んで喉が塞がれていたせいかもしれないしね。

 スイッチを切り、葵ちゃんの腰が元の位置に戻っても、彼女の身体は小刻みに震えたままだった。
 さっきより汗が多くなっている気もする。汗で濡れた髪が頬に張り付いている。
 絶叫は止まったものの、なにやら苦しそうに呟いていた。何の言葉を口にしているのかは、よく分からない。
「ねえ、葵ちゃん」
「…………」
 私の呼び掛けにも応じない。無視なんてしたら、また電気を流されるに決まっているのに。
「葵ちゃん」
 もう一度呼んでも返事がなかったので、私はスイッチを入れた。目盛りはまた『強』である。
 爆風で吹き飛ばされたかのような勢いで葵ちゃんの腰が跳ね上がった。リモコンの目盛りは同じ『強』なのに、さっきよりも明らかに反応が大きい。
 しかし、今度は悲鳴を上げたりしなかった。掠れた声が聞こえてくるだけだ。口を大きく開き、舌を轟かせているが、それだけだ。音量は極めて小さい。さっき大きな声を上げすぎて、喉を痛めてしまったのだろう。
 聞こえるかどうかの声も、やがては途切れた。完全に意識を失ってしまったのだ。

 それでも、葵ちゃんの身体は、疑似ブリッジの体勢を保ち続けていた。電気責めによる反射運動に、彼女自身の意識は必要ないということだろう。
 しかし変化はあった。かろうじて役目を果たしていた肛門括約筋が、失神と共に機能不全となったのだった。
 浣腸されたわけではないので、肛門を押し広げて出てきたのは、液便ではなく軟便である。勢い良く噴き出すということもなく、ゆっくりと顔を出したそれは、少量ずつ床に落下していった。
 何回か捻り出すと、すぐに排便は終わったようだったが、葵ちゃんの肛門は、まだ出し足りないとでも言わんばかりに収縮を繰り返していた。

 スカトロ趣味のない私は、便臭に辟易し、電気責めを終えることにした。リモコンの目盛りを一気に下げ、適当なところに置いておき、さっさと拷問部屋を出る。
 そのうち部下の三浦くんに後始末をさせよう。それまでは葵ちゃんも休ませてあげることにする。手足を拘束されたままだし、電極も貼られたままなので、心安らかに休息することは難しいかもしれないが、意識がないから同じことか。

 廊下を歩いていてふと思う。リモコンはちゃんと『OFF』にしただろうか。少なくとも『強』から下げたことは覚えているが、最後まで目盛りを下ろしたかどうかは自信がない。
 ……まあ、別にいいか。たとえスイッチが『弱』や『中』に入っていたところで、意識がないからには同じことであるに違いない。三浦くんが拘束を解きに行くまでの間に、もし葵ちゃんの意識が戻ってしまったら、彼女は地獄を見ることになるだろうけれど、いちいち確認をするために引き返す気にはなれない。そんな面倒臭いことは御免だ。
 せめて祈ろう。それくらいならしてあげてもいい。
 どうか『OFF』になっていますように……。
 私は廊下を歩きながら3秒くらい祈った。
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