第二話・地下組織

女子高生レイプ小説
厳選無料エロ漫画
学校であったエッチな羞恥体験談
 郊外の駅で電車を降りて、寂れた街を歩く。
 50年前は活気のあった街らしいけど、今じゃたまに人と擦れ違う程度だ。まともに営業している店なんてぽつぽつとしかない。大きなビルはいくつもあるのに、ほとんど使われていなかった。
 日本中、おおよそこんな感じだ。とにかく人が少なくなった。核テロとそれによる混乱で人口は半減したが、現状はそれよりもさらに少ない。
 少子化がその理由だった。救われないことに、これほどの環境の激変があっても、昔から続いている低出生率は全く変わらず、人の数は減り続けたのである。
 今となっては信じられない話だが、人口が減っても経済的には問題ないとする説が昔はある程度の支持を受けていたようだった。財政や年金に関しては問題だが、民間の経済活動自体に悪影響はない、とかなんとか。労働者は余っているのだから人が減るのはむしろ望ましい、とまで言う人もいたという。
 いやいや人が減るってことはすなわち購買層が減るってことでつまり客が減ることになるわけで会社やお店は当然苦しくなるんだから雇用環境が良くなるはずないじゃんむしろ悪化するじゃん、と今ならほとんどの人が思うことなのだが、実際にこうなってみないことにはあまり想像できないものらしい。
 結果、私の目の前には、長いこと放置されてきたであろう汚い廃ビルが並んでいる。
 私はその中のひとつに足を踏み入れた。

 廃ビルのロビーでくつろいでいた男は、私に気付くと慌てて立ち上がり、拙い敬礼をしてみせた。
「お疲れ様です、前田大尉!」
 男の声が室内に響いた。
「うん、お疲れ」
 私は軽く答礼をした。
 前田大尉とは私のことだ。地下組織が軍組織の真似をしてどうするんだ、と個人的には思うが、まあ上下関係が明確になるので便利ではある。
 組織の活動に貢献すればちゃんと階級が上がるのだから、私としては文句はない。ここでは実力次第でのし上がることが可能なのだ。古株の方がより偉いなんていう無意味で理不尽で非効率なシステムが罷り通っていたら、私がこの組織に入ることはなかっただろう。
 私の階級は大尉。本来なら10代の構成員は尉官になることなどできないが、数々の作戦計画を立て続けに成功させてきた実績を評価されて、特例で上層部から認められたのである。
 でもまあ、純粋に私の功績を考慮していたら、大将とはまではいかないまでも、少将くらいにはなっていてもおかしくないところだ。特例で尉官になったのがつい最近のことで、その際に、それまでの功績はなかったことにされてしまったのだ。特例の代償ってことらしい。
 いいけどね。10代の私が幹部クラスになれただけでも大盤振る舞いってもんだ。他の組織じゃこうはいかない。これでも充分に実力主義と言える。だからこそ私はこの組織を選んだのだけれど。
「ずいぶんとリラックスしていたみたいだけれど、ちゃんとやることはやっているんでしょうね、三浦くん」
 私が言うと、男は大袈裟なくらいに恐縮した。
「もちろんであります!」
 彼の階級は中尉だった。
 組織に加わった時は有名大学の学生であったため、いきなり少尉からスタートしたのだが、5年経っても階級がひとつ上がっただけで、現在は中尉。少尉スタートの構成員としては遅い方になる。
 最初、彼は情報工作の補佐を担当していたのだが、何度かヘマをしたせいで外されてしまい、総務担当補佐という名の雑用係に回された。ただ、これが合っていたらしく、総務での彼はなかなかの事務処理能力を発揮した。
 私はそこに目を付けて彼を自分の部署に引き抜き、少尉から中尉へと昇進させて、直属の部下とした。以後、私の副官というか秘書というか、そんな感じの役割を任せている。
 私は感謝されてしかるべきなのに、どうやら彼は不満らしかった。
 目立った功績は書類整理じゃ立てられないから、昇進の機会が少ないのは確かなんだけど、現場仕事に彼の適正はない。それが彼には分からないようだ。
 まあそれよりも、20代後半の男が女子高生の部下であることの方が、彼にとってはよほど深刻な問題なのかもしれないが。
 どっちにしろ、私にはどうでもいいことだ。彼は現場では使えないけれど、事務では使える。重要なのはそこであって、彼の心情なんて知ったことではない。
 ああ、あと、彼の顔もけっこう使える。無駄にイケメンだから。
 たとえば、どこかから誘拐してきた女を手懐けたい時、彼にやらせると効率がいい。ただし、彼は基本的に不器用なので、私が色々と状況を整えてやらなければいけないのだけれど。
 女を脅すのにも割りと適している。イケメンモードを解除して凄む時の彼の顔は、醜く歪む。
 目の前に女顔のイケメン君が立ってたはずなのになんでいきなり不細工面のチンピラと入れ替わってるの?って思うくらいに変質する。それがとても恐い。落差への驚きも恐怖に転化してしまう。
 声もそんな感じだし。脅し役には適任だ。
「ちょっと、三浦くん」私は男の襟を掴んで、軽く引っ張った。「襟が曲がっているじゃないの。あんた、気が緩んでいるわね。そんなみっともない格好をしているくらいなら、いっそ服を全部脱いだら?」
「はい!」
 男は返事をすると、機敏な動きで服を脱ぎだした。そこに迷いは見られない。
 上官の命令には絶対服従。これは軍でも地下組織でも変わらない。理由も同じ。普段から徹底していないと、命の懸かっている戦場で部下が命令を聞くはずがない。そのための絶対服従。
 しかし、悲しいことではあるが、絶対権力を持った者は多くがその特権を乱用する。機嫌の悪い時は顕著だ。絶対に逆らわない相手に対し、理不尽を強いる。上官が部下に。先輩が後輩に。教師が生徒に。どこの世界でも行われている悲しい現実。
 私もまた例外ではないのだった。
 全裸で直立不動の姿勢を取っている男を眺め回しながら私は言った。
「おやおや。また粗末なものを勃起させているのね。年下の女子高生に命令されて興奮しちゃった? それとも、全裸を見られるのがいいのかな? どうしようもないわね、あんた。罰として、階段ダッシュ10本ね。ほい、スタート」
「はい!」
 男は階段に向かって走っていった。もちろん服を着ないまま。

 私は、彼の帰りを待つことなく奥へと進み、扉を開けた。暗く狭い空間に、下り階段があった。
 男は今もロビーの階段でダッシュしているだろう。  彼には悪いことをしていると思う。けれど、決して趣味だけであんな命令をしているわけではない。
 正直なところ、凄んだ時の彼の顔を初めて見た時、私は恐れを抱かずにはいられなかった。別に私自身が凄まれたわけではなく、横で見ていただけだったのだが、それでも尚である。私も女だからね。
 まあ女としてはそれでいいとしても、部下にビビっている上官なんてありえない。だから、こうして定期的に彼の情けない姿を目に焼き付けておく必要があるのだ。
 つまりは完全に私の弱さからきている理由であり、彼に落ち度があるわけでは全くない。
 それを思うと申し訳ない。
 とはいっても、そういった理由があろうとなかろうと、やっぱり私は全裸ダッシュを命じていただろうけれど。
 だって、面白いし。とてもとても申し訳ないと思う。でもやっぱり、面白い。
 年上の男をいびる。これほど楽しいことなんてそうはないだろう。
 屈辱に歪んだ三浦くんの顔を思い出すと愉快な気分になれる。
 今もそう。私はひとりで笑みを浮かべながら階段を下っていった。

 私は暗殺部隊のエースではあるけれど、平時の役割の中で、暗殺に関する仕事が占める割合は、結構少ない。暗殺の実行には入念な準備と豊富な資金が必要だからだ。
 特に資金は、組織維持に欠かせない要素となる。好き勝手に使えるものではない。
 ゆえに、稼げる人材は重用される。だから私としても資金稼ぎに手を抜くわけにはいかない。
 地下組織の資金稼ぎとしてメジャーなのは、誘拐と銀行強盗だった。
 私が関わっているのは誘拐の方。主な役割は、誘拐の準備と家族との交渉と人質の相手。ようするに誘拐実行以外の全部。
 準備の中でも特に重要なのは、誘拐されても通報しない確率の高い家を選ぶことと、通報されないよう手を打つことだ。
 通報されるかどうかですべてが決まるのだから、私の能力次第で誘拐の成功率が変わる。暗殺に比べれば地味だが、なかなかにやりがいのある仕事と言える。

 この廃ビルには、人質となっている者たちが多数 監禁されていた。
 一口に人質といっても、様々な境遇がある。
 家族が通報してしまったので帰すことなく処分するしかない人質や、身代金の受け渡しをすでに済ませていて解放寸前の人質や、家族がお金を出し渋っているがためにこれから拷問が待っている人質、などなど。
 共通しているのはお金持ちってこと。ブルジョワ。私たち革命戦士の憎むべき敵。
 無力で哀れな人質の身であろうと、遠慮してやる理由はどこにもない。

 私は、非常階段を下り続け、地下3階に辿り着いた。
 ここに来るまで、何人もの見張り役の構成員と会った。本当なら、彼らと会うたびにボディーチェックを受けなければならないのだが、私はすべて顔パスした。大尉の階級は伊達じゃない。
 扉を引いてフロアに出る。
 地下3階には、人質を監禁している部屋がいくつもあった。
 どの部屋も狭いし汚い。贅沢な暮らしをしてきたお嬢様たちに相応しい部屋だとは、とてもじゃないが言えないだろう。
 食事も同じ。犬の餌だの残飯だの、ちょっと強気な人質からは散々な言われ方をする。
 まあ、彼女らの言い分には私も同意だけれど。わざとそうしているのだし。
 人質を甘やかしてもいいことはない。恵まれた環境で育ってきたお嬢様たちは、こちらが下手に出ると、すぐにそれを当たり前のことだと思うようになり、舐めてかかってくる。どうしようもない生き物なのだ。
 もっとも、人質の待遇を劣悪なものにしているのには、実利的な理由もあるのだけれど。
 家族との交渉を有利に進めるため、私は人質の映像をよく提示するのだが、その際の人質が元気であっては困るのである。人質は精神的にも肉体的にも追い込まれていた方がいい。その方が家族は焦る。焦ってくれればこちらの要望が通りやすくなる。
 もちろん、加減を間違えたら警察に駆け込まれてしまうので、家族の反応を注意深く観察しながら、提示する映像を慎重に取捨選択しなければならないのだが。
 そんな芸当ができる人材は限られている。なので、交渉役である私が人質の管理まで仕切らなくてはならないのだった。

 人質は、基本的に女だ。それも若い女。少女なら、貞操を奪うか否かが決定的な取引材料になり得る。
 男じゃこうはいかない。ま、男だって、レイプされる痛みと屈辱は相当なものであり、人によっては女よりも重大事である場合もなくはないのだろうが、他人はそうは思わない。
 うんうん君の言いたいことは分かるけど何といっても男だし、となる。人間の共感能力なんて知れたものだ。それは家族であっても例外ではない。
 あと、嫌な話だが、男だと構成員の性欲処理に使えないし。
 そんなわけで、人質はお嬢様ばかりだ。
 家族が少しでも身代金を出し渋れば、人質は容赦なく犯される。SM趣味の構成員に調教されることもある。どのような犯され方をするのかは、私の判断ひとつだ。もちろん人質の行く末も。
 死体となって無言の帰宅をする者もいるし、どこかの山の地中で永眠することになる者もいる。
 全く理不尽な話だ。しかし、お嬢様たちの贅沢な生活は、そうした理不尽の上に成り立っていたわけで、彼女たちはそれを知る義務がある。この監禁生活はいい機会だろう。
 それじゃあ、ちょっと人質の様子を見ておこうか。
 私は手前の扉を開けた。
 部屋の中では、昨日 誘拐したばかりの財閥令嬢・琴吹葵が拘束されていた。
姦白宣言3
空想地帯 SM官能小説 inserted by FC2 system