第二十六話・アンジェ帰還

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 アンジェリカが無事に救出されたという報せを聞いて、クルルは胸を撫で下ろした。
 愚劣な男に身を投げ出したことが無駄にならなくて良かったとか、これで自分の犠牲が報われたとか、そのような計算に基づく安堵ではなく、クルルが抱いたのは、純粋な喜びだった。姫様が生きていた。それだけで充分だった。
「何をしておる? 舌の動きが止まっておるぞ」
「は、はい、申し訳ありません、陛下」
 玉座に腰を下ろしているオイゲンの股間に顔を埋め、クルルは、醜悪な陰茎に唇を被せた。
「んぐ……」
「そろそろ、アンジェリカの奴がここに来る頃だな」
「ん」
 クルルはペニスを咥えたままオイゲンの顔を見上げた。
「楽しみであろう、あいつに会うのは」
「んくっ」
 こくりと頷く。
「ならば会わせてやろう。このままフェラチオしながらここで待っているがよい」
「…………」
 クルルは複雑な思いに囚われた。
 後宮に入ったからには、少なくとも10年近くはアンジェリカに会えないだろうと思っていたところに、思わぬ再会の機会を与えられたのだ。嬉しくないはずはない。しかしオイゲンは、フェラチオ姿をアンジェリカに見せ付ける気らしい。再会を歓迎してばかりもいられなかった。
 逆上したアンジェリカが暴走すれば、軍での地位を剥奪する絶好の口実をオイゲンに与えることとなる。失職だけでは済まないかもしれない。幽閉。あるいは処刑。オイゲンならやりかねない。それだけは何としてでも避けねばならない。
 頭に様々な考えを巡らせながら、クルルはペニスを唇でしごいていった。
「どうした? いつもより動きが鈍いな。アンジェリカに会えると聞いて、緊張でもしているのか? 早く余をイかせた方が自分のためであると思うがな。言っておくが、アンジェリカが来たからと言って、フェラチオを中断してもらえるなどとは思うなよ。たとえアンジェリカが見ている前であっても、精液を飲み干すまで終わらせはせぬぞ」
 クルルは上目遣いになり瞳で了解の意を示し、フェラチオ奉仕を続けた。

「アンジェリカ様がお見えになりました」
「うむ。では他の者は下がっておれ」
 側近が玉座の間から出て行くと、オイゲンは股間を見下ろした。
「んぅ、あむ……」
 クルルは緩慢な動きで顔を上下させていた。口内にはペニスを深々と咥えている。
「ついに射精までは至らなかったな、クルルよ。この期に及んで許してもらえると思うなよ」
 オイゲンの非情な言葉を受けながら、クルルは控え目に舌を動かしている。
「ふん、諦めおったか」
 オイゲンは嘲笑を漏らした。

 扉が開き、アンジェリカが姿を見せる。軍人に相応しくない豪華な衣装と長い髪が、王宮では、周囲と調和して光り輝いていた。
「お久しぶりでございます、お兄様」
 クルルは、聞き慣れた声を耳にして、反射的にフェラチオ奉仕を止めた。オイゲンに頭を小突かれ、顔を再び動かす。
「ク、クルル?」
 アンジェリカの戸惑った声を背に、クルルは唇を陰茎に滑らせる。
「どこを見ておる、アンジェリカ。お前を助けるために救援部隊の出撃を許可してやったこの慈愛に満ちた兄に、礼を言いに来たのであろう?」
「え……あ、はい……」
 返事をしながらもアンジェリカの視線はクルルから離れない。
「おい、アンジェリカ」
「は、はい」
 再度 呼び掛けられて、ようやくオイゲンに目を移す。
「お兄様」
「恐い顔をして、どうした。それが命の恩人に向ける顔か?」
「それは、しかし……」
「クルルは自分から余の後宮に入りたいと申し出たのだ。チンポをしゃぶらせているくらいで責められる覚えはないぞ。なあ、クルルよ」
「んぐ……」
 クルルはフェラチオを続けながらくぐもった声で答える。
「しっかりと答えよ。アンジェリカが不服そうにしておるわ」
「……はい」
 ペニスから口を離して、クルルは後ろを振り返った。動揺しきったアンジェリカの表情が視界に入る。
「姫様」
 無事をこの目で確認できて安堵する一方、クルルの心中は暗く沈んでいた。こんな状況で再会するのはやはり辛いことだった。
「オイゲン様の仰るとおりです、姫様。これは私が自分から望んだことなんです」
「だけど――」
「私なら大丈夫です。姫様が心配することは何もありません」
 努めて冷淡にクルルは言った。間違っても助けを求めたりしてはいけない。
「…………」
 アンジェリカは哀しげな目をしていた。今にも泣き出してしまいそうな感じがする。少なくともクルルにはそう見えた。
 ある程度の事情は姫様も理解していることだろう。だからこそ、姫様は無力感に打ちひしがれているのだ。
 そのうち絶望が反転して無茶な行動を呼ばないとも限らない。それは破滅への道だ。絶対にマズイ。
 いくら言葉で諭してたところで通じるはずはない。助けて欲しいなどと思っていないことを、クルルは態度によって示さなければならなかった。

「私のために、こんな……」
「それは違います、姫差」
 クルルは首を横に振った。
「最初は確かに姫様のためでしたが、今は後宮の生活に満足しているんです。オイゲン様に抱かれて女の悦びを知ることができましたし、とても幸せですよ、私」
「嘘よ、そんなの」
「どうしてそう思うんですか? 姫様も男に抱かれれば、私の言っていることが分かると思いますよ。オイゲン様の噂はご存知でしょう? 一度でも抱かれた女はオイゲン様の虜になってしまうという。あれは正しかったんですよ。気持ち良いこと、いっぱいしてもらえます。今もこうして……」
 クルルはオイゲンのペニスを握り締めた。アンジェリカに見えるよう、オイゲンの正面から身体をどかして、陰茎をしごき上げる。
「な、何をしているの」
 アンジェリカの声は完全に上擦っていた。
「とっても逞しいでしょう、姫様。ほら、先っぽからエッチなお汁が垂れてきて、いやらしい匂いまでしています。姫様も近くに来て、嗅いでみてはいかがです?」
「クルル……」
 アンジェリカの足が一歩後ろに下がった。
「チンポを舐めていると幸せな気分に浸れるんですよ。こんな風に」
 オイゲンの股間に顔を寄せて、クルルは陰茎に舌を這わせた。なるべく浅ましい印象を与えられるように、舌を目一杯まで伸ばして、ゆっくりと裏筋を舐め上げていく。
「おお」
 オイゲンが声を漏らした。アンジェリカの目の前でフェラチオされているのだから、さぞ気持ち良いことだろう。
「オイゲン様のチンポ、いつもながらおいしいです」
「そうかそうか。好きなだけ舐めさせてやるぞ」
 クルルの媚びた目にオイゲンは何の疑問も持たず上機嫌になっている。良い気なものだ、とクルルは呆れた。けれど、余計なことを言われて邪魔されるよりはマシだろう。そう納得することにして、舌を動かしつつアンジェリカに視線を向ける。
「姫様も舐めてみてください。おいしいですよ」
「…………」
 アンジェリカは顔を歪め、視線を逸らした。
 オイゲンが、得意げな声を上げる。
「何をしている、アンジェリカ。早く余に礼を言わぬか。そのために来たのであろう」
「…………」
 アンジェリカはおずおずと前に向き直った。瞳には涙が溜まっている。
 その痛ましい姿からクルルは目を背けたかったが、必死にその欲求に抗い、笑顔を振り撒きながら、ペニスのカリ首を舌で弾いて見せた。
 アンジェリカは息苦しそうにしながら言った。
「お、お兄様」
「なんだ? 言いたいことがあるのなら、言うてみよ」
「私のために救援部隊を出していただき、ありがとうございました」
「うむ。感謝するが良い。お前が今こうして立っていられるのも、余のおかげだということを忘れるな」
「……はい」
「ではそのまま見ておれ。良い勉強になるであろう」
「い、いえ、私はこれで……」
「余に貸しを作ったままでいたいのか?」
「…………」
 アンジェリカは黙ったままその場に立ち尽くした。
「ふん。それでいい」
 オイゲンは満足そうにアンジェリカを見下ろした。彼のペニスは歓喜に震えている。
 妹に見せ付けることで興奮している最低の男に、クルルは笑顔で口淫奉仕を行う。
「あぁ、おいしいです、オイゲン様。おチンポ、男らしくて、とっても素敵です」
「そうであろう? ほれ、また余のチンポからヨダレが垂れておるぞ。早く舐め取れ」
「はい、喜んで」
 先走り液で濡れ光る亀頭に舌を走らせる。不快な味が悲しかった。
「よし、咥えて良いぞ。高貴な精液を飲ませてやろう」
「ありがとうございます、オイゲン様。それでは」
 大きく口を開いて、一気に根元まで頬張った。間髪入れずに顔を前後させて、勃起ペニスに唇を滑らせる。
「おお。いいぞ、クルルよ。しっかりと飲むのだぞ」
 アンジェリカを前にしているせいなのか、オイゲンは早くも射精しそうになっているようだった。
 クルルにとっては好都合だが、妹に見られながら平然と絶頂に達しようとしているオイゲンには吐き気がした。
「出るぞ、クルル。飲め」
「んぐっ!」
 オイゲンに頭を押さえ付けられてクルルは呻いた。
 喉奥に触れているペニスの先端から、粘液を叩き込まれる。何度も経験していることではあるが、苦しさと恥辱に顔が真っ赤になってしまう。

 掴まれていた頭を解放されるとクルルは顔を上げた。
「ごちそうさまでした、オイゲン様。また飲ませてくださいね」
「よしよし、可愛い奴め。アンジェリカも少しは見習って欲しいものだ」
「姫様はまだ男を知らないから、仕方ありません。いずれ男の素晴らしさを理解できる日が来ますよ」
「クルル……」
 アンジェリカは親友の名を呟いた。
 クルルは、すっと立ち上がった。
「姫様、どうですか? 今からでも経験してみるというのは。相手が実の兄というのは、いささか気が引けるかもしれませんが」
 言いながらアンジェリカに近付いていく。
「私の手を触ってみてください。オイゲン様のチンポを握り締めた時の温もりと残り香が、まだあるかもしれません」
 クルルはアンジェリカに向けて手を伸ばした。
「……っ!」
 アンジェリカは目を見開いて後ろに下がった。なおもクルルが距離を詰めると、アンジェリカは素早くクルルの腕を払い除けた。
 拒絶の意志を感じさせる強い力が込められていた。
「あ……」
 直後、アンジェリカの顔が後悔に染まる。しかしだからといってクルルに触れようとはしない。声さえも掛けなかった。
 アンジェリカは何も言わず数歩離れた。
 それでいいんです、とクルルは心の中で言った。おそらくまだ姫様は戸惑っているだけだ。けれど、その動揺はすぐに嫌悪へと変化するに違いない。オイゲンに対してだけでなく、私に対しても、同じ感情を抱くことになるはず……。
 辛く悲しいことではあったが、姫様のために必要なことなのだ。私は嫌われなければならない。何度も何度も自分に言い聞かせながら、クルルは笑みを浮かべた。
「あはは。姫様も一度チンポの味を知れば、私の気持ちが分かるのに。残念です」
「し、失礼します、お兄様」
 アンジェリカは慌てて背を向け、慌てた足取りで扉に向かった。
 彼女の後ろ姿をクルルは目に焼き付けようとした。アンジェリカが国の実権を握れば、自分はオイゲンから解放されるだろうが、いつのことになるかは分からない。およそ10年は掛かると見るべきだろう。
 10年……。未だ14歳に過ぎないクルルにとっては、途方もない時間だ。それをオイゲンのような男に捧げる。改めて考えると恐ろしい話だった。自分は何かとんでもない間違いを犯そうとしているのではないか。不安になる。次第に遠くなっていくアンジェリカの背中を追い掛けたい心境に駆られる。
 アンジェリカは扉を目前にして足を止めた。何か迷っているようで、クルルとオイゲンに背を向けたまま動かない。
 お願いだから振り向かないで欲しい。クルルは心底から祈った。もしも今、何か声を掛けられたりしたら、アンジェリカに駆け寄って、すがり付いてしまうかもしれない。オイゲンの元から助け出してくれと泣いて頼み込んでしまうかもしれない。そうなったら最後だ。アンジェリカはすべてを投げ捨ててでも助けようとするだろう。それはアンジェリカの破滅に繋がる。だから、振り向かないで欲しい。
 クルルの願いが通じたのか、アンジェリカは振り向くことなく再び歩き出した。今度は止まらない。勢い良く扉を開けるとそのまま出て行った。

「まったく礼儀を知らぬ奴だ。せっかくクルルが女としての幸せを教えてやろうとしておったというのに」
 オイゲンはクルルの言葉を真に受けているようだった。
「お前は後宮に入ったことだし、もうアンジェリカと関わることはないな。清々するであろう?」
「あ、あは、そうですね」
 クルルの顔に張り付いたぎこちない笑みは、なかなか消えることがなかった。
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