第五話・皆殺しのルビィ

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 俺はドレスブ砦の司令官室をイメージしながら魔力を解放した。身体が輝く光に包まれて、辺り一面真っ白になる。もちろん、周囲が変化したのではなく、俺自身が元いた場所から消え失せたのだ。何もない白い空間で一切の音も聞こえない状態が数秒続き、フッといきなり殺風景な部屋が現れる。耳の方はこの変化に着いて来れないらしく、まだ無音の世界が続いていた。いつも回復するまで数分を要する。
 幸いにも司令官室には誰もいなかった。いま鉢合わせていたら騒ぎになる恐れがあるので、その場でルビィ将軍を瞬殺しなければならないところだった。昼間の今そんなことをすれば、周囲に察知されて兵士が雪崩れ込んでくることは疑い得ない。ルビィ将軍を人質に取ったところで、わずかに余命が伸びるだけでどうにもなりはしないだろう。
 実は、俺がこの砦から生きて出る方法がひとつだけあった。もう一度空間転移を使えばいいのだ。一日一回しか使えないということは、要するに一晩ぐっすり寝て魔力を回復させればまた使えるということだ。夜まで見つかりさえしなければ、決してそれは不可能ではない。
 夜になってこの司令官室に身体を休めにきたルビィ将軍を、速やかに拘束して犯し抜き、夜明けになったら悠々と帰還するのである。不運な出来事が起きなければ、上手く行く可能性はそれほど低くないはずだ。
 昼間はルビィ将軍も作戦会議や何やらで忙しいだろうからここにいない可能性は高かったのだが、それでも実際に留守を確認すると安堵を感じずにはいられなかった。作戦は計画通り進むことに越したことはない。瞬殺してしまっては犯すことも出来ないので尚更だ。
 とりあえず第一条件はクリアした。あとは夜にルビィ将軍が身体を休めにここに来るのを待つだけだ。乱雑に置かれた机や棚には、無造作に大量の書類が積み上げられており、さほど広くもない司令官室ではあるが身を隠す場所に不自由することはなさそうだ。俺は棚を少しだけ動かして壁との隙間を作り、その中に入り込んだ。
 夜までこんなところに忍んでいなければならないと思うと気が滅入ったが、皆殺しのルビィを犯せるとなれば我慢できないこともなかった。

 まどろんだ意識の中、女の声が聞こえてきた。
「さて、と。とりあえず衣服を脱ぎ捨てて全裸になってもらおうか」
「な、なによっ! 帝国軍の将軍だからって調子に乗らないでよ! この私を誰だと思ってるの!?」
 キイキイと煩い声が狭い部屋の中に響き、俺はハッと目が覚めた。いつの間にか眠り込んでいたらしい。窓から差し込んでいた日差しがなくなっており、棚の影に隠れている俺の周りは暗闇に包まれていた。いくつか設置されているロウソクの明かりだけが、この司令官室で唯一の光だった。
 慌てて周囲の様子を探ると、「この地を治める伯爵家の令嬢だろう?」と落ち着き払った凛とした声が聞こえてきた。
 一瞬だけ俺に向かって発せられた言葉かと勘違いをしてしまったが、すぐにもう一人の女と会話しているのだと気が付いた。まだ頭が寝ぼけているらしい。
 とにかく俺はまだ見付かってはいないようだった。
「そ、そうよ! 私は、王国でも名門に数えられるリードビット伯爵家の娘なのよ! ちゃんと貴族として遇しなさいよ!」
 将軍の冷静な声とは対照的に、もうひとつの声の主はヒステリーを起こしていた。まだ子供っぽいあどけなさの残る声だった。
 どうやら、ドレスブ砦周辺に領地を持っていた伯爵家の令嬢が、この司令官室に連行されてきたらしかった。
 しかし、なんで司令官が捕虜を私室に入れているんだ……?
「敵国の貴族を厚遇してやる理由はない。大体、貴様の王国はあと数日で滅びるのだから、貴族でいられるのも今のうちだぞ。捕虜である貴様には、どちらにしても同じ事だがな」
 女将軍はククッと押し殺した声を上げて笑った。
 なんとも性格の悪そうな、人を小馬鹿にした笑い方だった。友達にはしたくないタイプだ。
「て、敵国ですって!? 勝手に攻めて来ておいて、その言い草は何よ! 侵略じゃないの! 誤魔化してないで、敵国じゃなく侵略国って言いなさいよ!」
「どちらでも同じだろう? ふむ。まあいい。では言い直してやろう。『侵略国』の貴族を厚遇してやるつもりはない」
「くっ……」
 棚に隠れているので向こう側を窺い知ることは出来ないが、伯爵令嬢の歯噛みする様子が容易に想像できた。
「明日は早朝に出陣せねばならんのだ。余計な問答をしている時間が惜しい。早く服を脱げ」
 もう侵略の準備を終えてしまったのか……。この女、やはり戦場で軍を指揮するだけが能じゃないらしい。
「じ、時間がないなら、私を解放すればいいでしょう!?」
 もっともな話だった。
 伯爵領は完全に制圧済みで、すでにこの地では領民の虐殺が開始されているはずだ。征服地の安定など考えもしないルビィ将軍にとって、伯爵令嬢に利用価値があるとは思えない。王国に対する交渉材料や身代金目的という線は、数日中に滅ぼすと言いきった先ほどの言葉と矛盾する。
 将軍は静かに口を開いた。
「解放してやるさ。現世からな」
「現世……? まさか、こ、殺すの? この私を? わ、私はルードビット伯爵家の――」
「それはもう聞いた」
 勝ち気な態度から一転して震え上がる伯爵令嬢の言葉を、将軍はピシャリと遮った。
 それからしばらく沈黙が続いた。
 将軍は、蒼褪めている令嬢が命乞いし始める瞬間を待っているのかも知れない。
「う、うっ……ひっく……ううっ」
 だが伯爵令嬢は哀れにも泣きべそを掻き始めた。声の感じから子供っぽいと推測していたのは当たっていたようだ。
「フーッ……」
 将軍が大きく溜め息を吐いた直後、ヒュッと風を切る音がした。次いで、布らしき物がバサリと床に落ちる音がする。
 令嬢の泣き声が止まり、代わりに「ひっ……」と息を呑む声がここまで届いた。
「次は腕を落とす」
 将軍が物騒なことを言い出した。おそらくさっきは服でも切り裂いたのだろう。
「う……あ……」
 チョロチョロと水の流れる小さな音をかすかに俺の耳が捉える。
「ふん。お漏らしか。捕虜のくせに私の部屋を汚すんじゃない」
 令嬢の狼狽と将軍の嘲笑がありありと伝わってくる。
「早く全裸になれ。それとも、腕はいらないのか?」
「あ、ああ……ひく……ひうっ……」
 衣服のこすれる音がし始めた。その合間に伯爵令嬢の嗚咽が漏れ出る。貴族だけあって、お高い服を何枚も重ね着していたらしく、衣擦れの音は長く続いた。
「隠すな。誰が隠していいと言った? 今後わたしの命令以外のことをしたら、即座に首を切り落とす」
「ひいっ」
「返事はどうした?」
「わ、分かりました……」
 貴族令嬢は完全に怯え切っていた。 「そうだ。そうやって従順にしていればいいんだ。貴様は顔だけは可愛いのだからな」
 か、可愛い……?  傲慢な女将軍の口から予想外の言葉が飛び出した。
「ふむ。下の毛は生えていないな。よし、良くやった。褒めてやろう」
 今まで冷静そのものだったルビィ将軍の口調が、僅かに上擦ってきた。興奮しているのだろう。
 ようするに、ルビィ将軍も俺と同じで、女を虐めることが大好きな鬼畜魔だったということか。となると、伯爵令嬢を連れ込んだ理由というのも……。
「あ、あの、じゃ、じゃあ、殺さないでくれるんですか……?」
 恐る恐るといった感じで伯爵令嬢が尋ねる。
「ん? いや、殺す」
「ううう……うっ……うああっ」
 きっぱりと断言され、令嬢は再び啜り泣きを始めた。
「泣くんじゃない。鬱陶しいだろう。泣いてると今すぐ殺すぞ。泣き止んだら後で殺してやろう」
「うあっうああーっ!」
 泣き声が激しくなった。
「待て。よし分かった、ならばこうしよう。泣き止んだら楽に殺してやる。だが泣き続けていたら拷問の末に殺してやる」
「……っ!」
 伯爵令嬢は泣き止んだ。楽に殺される方を選択したというよりも、驚愕して固まってしまったというべきか……。
「ふむ。そっちか。そっちを選んだか。当然の結果すぎてつまらんな。せっかくだから拷問を受けてみないか?」
「ひっ……」
「拒否しないということは、拷問を受けたいのだな?」
「い、嫌っ……です! それは、嫌、です……」
「つまりどっちの方がいいんだ?」
「…………ら、楽に、の方が……」
「うん?」
「……ら、楽に……殺して、く、ください……」
「聴こえんぞ。やはり拷問の方が――」
「楽に殺して下さい!」
 ついに令嬢は自分から死を懇願させられた。
「そうかそうか。よしよし。楽に殺して欲しいんだな」
「う、うぐ……うぎ……」
 無念で堪らないといった感じで、貴族令嬢は押し殺した泣き声を上げた。
 子供と大して変わらない年頃の女の子に、なんという残酷なことを言わせるんだこの女は。
 俺も人のことはとやかく言えないが、しかしさすがにこれには背筋がゾッとした。
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