第二十三話・解放

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 イリーナが俺に面会を申し込んできたのは、旧臣達と感動の再会を果たしてから三日後のことだった。わざわざそんなことをしなくても、そのうち俺の方から会いに行っていたであろうことは分かっているはずなのに、それでも彼女は自分から俺に近付いてきた。本当ならば憎んでも憎みきれないだろう俺に。何かよほど重要な用件があることは容易に察することが出来た。
 夜になり人目を忍んで訪ねてきたイリーナを俺は自室に招き入れた。彼女はみすぼらしい囚人服を着ている。旧家臣と接した時に与えていた豪華なドレスは、地下牢を出た際に取り上げられていた。
 流れるように綺麗な紙やきめ細やかな肌は健在だが、それもまた数日のうちに色褪せていくだろう。現在の苛酷な生活の中では、お姫様らしい可憐さを保つことなど不可能だ。
 まあ、しかし。一時的にとはいえ、王女として贅沢に暮らしていた頃の身なりことが出来たのだから、イリーナには感謝して欲しいところだ。彼女が囚人服に戻った時の絶望感なんて、俺の知ったことではない。
 椅子に腰掛けた俺を見て、イリーナは床に跪いた。元王女である彼女は、身分が上の者を見下ろすなど許されることではないと知っている。俺よりも目線を下にするために膝を着いたのだ。
「あの、セッツ様……」
 イリーナは怯えた目で俺の顔を見上げた。俺が些細な言動に対して腹を立てるような男ではないのは承知しているだろうに、彼女の態度は緊張と狼狽が混ぜ合わさり、ひどくぎこちないものになっていた。
 旧臣達の相手をさせてからずっとこんな感じだ。俺やルビィに対してのみならず、一般の衛兵に対してすら腰が引けている。すっかり人間不信に陥ってしまったようだった。笑顔で旧臣のペニスを舐めしゃぶってはいても、やはり内心では嘆き悲しんでいたのだろう。
「お願いが、あります」
 瞳を震わせながらイリーナは小さな声を上げた。
 その様子から俺は彼女の言いたいことを洞察した。
「こんな生活からはもう逃げ出したくなったか?」
「…………」
 俺の問いにイリーナは口を噤んだ。ハッキリと言葉にされると抵抗を感じるらしく、彼女の顔がゆっくりと俯いていった。
 無理もない。民を見捨てて自分だけ逃走をはかるだなんて、大っぴらに言えるはずはない。今まで自己犠牲の精神を発揮して民を救おうとしてきただけに、それを翻すことへの罪悪感も相当なものだろう。
「さすがのイリーナ姫も、慈愛の皮を被ってばかりではいられなくなったか」
「…………」
「なにもかも投げ出したくなったのだろう?」
「…………」
「確かに、ここで奴隷として扱われるより、かつての友好国に亡命した方がお得だよな。元王女様なんだから、礼を尽くした待遇が待っているのは確実だ。少なくとも食うには困らないだろ。ドレスくらいまた着られるようになるだろうな。そいで、そこそこの貴族から縁談の話が来るんだろ、どうせ。何年かしたら、子爵夫人あたりに収まるんだろう? それくらいの算段はしてるよなぁ?」
 意地悪い俺の言葉を、イリーナは下を向いたまま聞いていた。
「どうなんだよ、おい」
「そ、その通りです……」
「そうかい」
 俯いているので顔は見えないが、掠れた声から彼女の感情が手に取るように読み取れる。
 もうイリーナの精神は限界なのだ。国民のことを第一に想い、身を犠牲にしてまで守ろうとしてきのは、むろん本心からのことに違いない。けれど、彼女の忍耐力はすでに尽きてしまった。心が折れてしまえば、どのような思想信条も意味を成さない。心の底から民を守りたいと思っていても、イリーナの意志ではどうにもならないところまできてしまったのだ。
 旧臣達への奉仕が転換点になったのは間違いないが、もちろんそれだけが原因ではない。
 体を捧げてまで救国の望みを託した俺の裏切り。国土を蹂躙し民を虐殺する帝国軍。王女としての尊厳を踏みにじるルビィ将軍。嬲られる王女の姿に好奇な視線を向ける兵士……。
 誰もイリーナを助けようとはしなかった。同じ囚われの身として心の支えにしていたであろう旧臣達ですら、結局は自分達の命を優先してペニスを晒した。どころか、浅ましい肉欲を剥き出しにして勃起させてすらいた。
 王国が征服されてからというもの、イリーナの周りにいる者達は、順々に彼女の心を削り取っていった。イリーナの心の奥底に押し込められていた感情が、少しずつ熟成されていき、ここにきて一気に噴出した。……そんなところか。
「で、認めるのか? 自分が民を見捨てようとしていることを」
 俺が尋ねるとイリーナはおずおずと顔を上げた。
 涙に濡れた目で俺を見つめながら、彼女はこっくりと頷く。
「……はい、認めます」
「ふぅん」
 俺はいささか落胆しながら溜息を吐いた。言い逃れしようとするイリーナをネチネチと言葉でいたぶりたかったが、どうやら彼女はすでに決意を固めているらしい。散々思い悩んだ末に俺との面会を求めたのだろう。
「ですから、セッツ様。あなただけが頼りです。助けてください……」
 涙目で懇願するイリーナ。もはや逃げ出すことしか頭にないらしい。今まで耐え抜いてきた分、一度そうと決めたら、王族としての暮らしが懐かしくて堪らなくなったのだろう。今さら後戻りすることなど考えられなくなっているのは想像に難くない。俺が無下に断ったりしたら、この場で泣き崩れてもおかしくはない。
「やれやれ、しょうがないな」
 言いながら俺はイリーナの頭に手を置いた。
 それを承諾だと受け取った彼女の目に、希望の光が宿る。
「あ、ありがとうございます。ありがとうございます、セッツ様」
 イリーナは涙を零しながら何度も頭を下げた。
「まあ、そろそろこの国から出て行こうと思っていたし、ちょうどいい」
 嘘偽りのない言葉を吐きながら俺はイリーナの頭を引き寄せた。
 身を乗り出す形で俺の股間に顔を埋めることになり、イリーナが戸惑いの目を向けてくる。
「あの……」
「チンポが疼いてきた。出発前にしゃぶりってくれ」
「あ、はい」
 イリーナは気後れした様子で手を伸ばし、ズボンの中からペニスを引っ張り出した。さっさと咥え込めばいいものを、何故か躊躇している。
「どうした? こんな汚いものを口にするのは嫌か? 子爵夫人として振る舞うにはまだ気が早いと思うがな」
「い、いえ、そんなつもりはありません」
 イリーナは青ざめながらペニスを頬張った。
「ん、んぐぐ……」
 早速いつものように顔を上下させて唇で陰茎を扱きあげていく。が、その動作はどこかぎこちなかった。
 考えてみれば不思議なことではない。イリーナはこれまで国民のために身を捧げていたわけだが、今は自分の身が可愛いあまりに俺の言う通りにしているのだ。彼女が高潔な理由もなく奉仕をするのは初めてのことであり、萎縮してしまうのも当然と言えた。
 だからといってフェラチオを拒否出来るはずはない。俺の気分を害すれば、亡命の手助けをしてもらえなくなる。彼女はそう考えているだろう。
「んっ、んくっ、むぐっ……んぅうっ……」
 イリーナは必死に顔を振りたくってペニスをしゃぶり上げていた。小さく可憐な唇から醜悪な陰茎が出入りする様が、俺の性感を高ぶらせる。元王族の口唇なのだから尚更だ。しかも、民を救うなんていう大儀とは関係なく、ただただ利己的な理由で、口内を性器の代わりとして使い、ひたすら男根を気持ち良くさせようとしているのである。イリーナに口淫を強いたことは何度もあるが、今回はまた別の味わいがあった。
 彼女も似たようなことを考えているらしく、普段以上に顔を真っ赤にしながら顔を動かしている。
 やがて顎が疲れてきたのか、イリーナは陰茎から口を離して玉袋に舌を這わせた。ネットリと絡み付く舌使いは明らかに素人の域を超えている。
「これじゃあ娼婦と見分けが付かないな。国を出たら身体を売って暮らしていけるんじゃないか?」
「そんなこと言わないでください……」
「ならどうやって生計を立てていくんだ? まさか本当に余所の国でも特権を貪ろうという気じゃないだろうな? 自分の国が潰れたら、今度は他の国に寄生するのか? 他国の民の税金で暮らしていくのか?」
「…………そ、そうです」
「正直に答えたら立派だと褒めてもらえると思っているのなら、それは大間違いだぞ。むしろ開き直っているぶんタチが悪い。清廉潔白で慈愛に満ち溢れたお姫様も、一皮剥けば恥知らずの寄生虫か」
「うっ、うう」
 適当に言った俺の言葉を真に受けてイリーナは肩を震わせた。しかしそれでも奉仕を中断することなく、ペニスの裏筋に舌を這わせている。
 屈辱を堪えて健気に奉仕する彼女の姿に、快感が加速度的に高まっていく。イリーナが再び陰茎を口に含むと、あっという間に上り詰めてしまった。
 俺は射精の直前に彼女の髪を引っ張って陰茎を抜き出させた。
「っ……んぅっ……」
 額に精液を叩き付けられ、イリーナは呻きながらギュッと目を瞑った。小鼻に白濁液が命中すると彼女の顔がさらに歪む。
 俺はペニスを微動させてイリーナの顔のあちこちに精を放った。
「ほら、後始末だ」
 射精を終えた陰茎を唇に押しつけると、イリーナは整った顔立ちにべっとりと粘液を張り付かせたまま口を開き、舌を出して亀頭を舐め清めていった。

 フェラチオの後、俺は準備をしてくると言って、イリーナを残し部屋を後にした。そのまま城を出る。ちょうど潮時だと思っていたところだったので、他国に流れるには悪くないタイミングだ。もちろん、一人でだが。イリーナを連れて行ったりしたらルビィ将軍に殺されかねない。さすがにそこまでして助けてやる気はなかった。口に出して約束したわけでもないし、俺の良心が咎めることもない。
 俺に置いていかれたと気付いた時、イリーナは泣き叫ぶかも知れない。彼女一人の力で逃げ出すのは無理なので、俺に見捨てられるということは、一生ルビィ将軍の元で奴隷として生きて行かなくてはならないことを意味する。
 他国に亡命して幸せな人生をまた掴めるだなんて、一度でもそんなことを思ってしまっただけに、彼女のショックは計り知れないほど大きなものとなるだろう。最初から希望なんて抱かなければ、まだ諦めも付いたろうに。
 おそらく、イリーナは今までの善行を後悔しながら生きていくことになる。民を慈しんできた自分の馬鹿さ加減を呪い、最初から民を見捨てて自分だけ逃げ出していれば、今頃は優雅な生活を送れていたのにと、悔しい思いを抱いたまま毎日を過ごしていくのだ。無論のこと、それがイリーナの本性というわけではない。しかしヒビの入った心が元ことはない。
 王族として相応しい高貴な精神は、彼女を取り巻く多くの人によって傷付けられ、ついにはへし折られてしまった。そうなれば負の感情に満たされるしかないのである。
 まあ、それも今となってはどうでもいいか。もうこの国ことはない。
 俺は城を背にして静かに足を進めた。



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